NAO日和

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2009年05月21日 | ピアノ

むかっ腹が立つ話が続くのもなんなので、今日は清涼剤話を。

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日曜日のお昼の事。
夫婦で、TV東京でOAされている「ガイアの夜明け」の再放送を観ていました。
それは、数年前にOAされたものを、もう1度昼の時間帯で流していたものでした。

その日の内容は、“拡大する修理・再生ビジネス”。(本放送は2007年)

最近、いろんな分野で商品の修理・再生のビジネスが伸びているそうです。
その中で、中古ピアノ市場のことが紹介されていました。

数年前は、ピアノの買い取りが多かったのですが、ここ最近、修理依頼の仕事が
増えているんだそうです。
昔のピアノは、よい材質で造られているので、メンテナンスをしっかり行い
修理をきちんとすれば、孫の代まで使えるんです。
番組の中で流れていた中古ピアノもかなりの年代物。
20年ほど使われていなくて、調律もしていなかったのですが、
お孫さんに譲るためにピアノを修理。17万円ほどかかりましたが、
新品同様の音色、傷一つないピアノに変身したので、驚きました。

しかし、そういったビジネスが伸びてきているにも関わらず伸び悩んでいるのが
そうしたピアノを修理する職人の数。
調律から修理に至るまでの職人さんを数多く育てるべく、「ピアノ修理職人養成所」を
開設し、人材を育てているそうです。

番組では、養成所の生徒さん、一人が紹介されていました。女性でした。
女性というのに驚きましたが、もっとびっくりしたのが
その女性が、NAOさんの元教え子だったということ。

彼女は、Yさんと言って、結婚して神奈川へ来て、娘が生まれるまでの2年間
教えていた生徒さんです。
幼稚園~小1の頃でしたが、当時からピアノがうまく、カワイのコンクールにも
出場させていた生徒さんでした。

小さいころから、「音大に行きたいな~ピアニストになりたいな~」と
話してくれていたYさん。出産で、私の手元から離れた後も、ピアノを
続けていたのは後任の先生から聞いていました。

そうしたら、こういう道をみつけたんですね。。。。。

インタビューで、Yさんはこう話してました。
「ピアノがただ好きなんです。埋もれているピアノを自分の手で
  蘇らせることが出来る仕事はやりがいがある。それだけで幸せ」

番組では、彼女が自宅のピアノで演奏している場面もありました。
当時とそのまま、ピアノが好きでたまんない!という演奏スタイルでした。
もちろん、音大まで目指していたので、技術はピカイチ。

こういう形で、元教え子の成長を観られるとは思いもしませんでした。
と同時に、こういう形で音楽やピアノに携わる道を選んだ彼女ってすごい。
職人の道は、とても険しいと思うけれど、彼女の想い・熱意はきっとその道の
ベテランさんに通じると思います。

とても嬉しく感じた時間でした。 がんばれ!Yちゃん。

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OA後の夫婦の会話。

ダーリン:「ほんとに君の生徒なの?同姓同名ってこともあるじゃない」
NAO:「私は教え子の顔は覚えてるの!ぜったい間違いないの!」

ぜんぜん信用してくれないので、しょうがないからアルバムをひっぱり出してきて
ダーリンに見せました。ちょうど、TVで彼女の幼いころの写真も出てましたが
それとまったく同じ衣装を着た写真をNAOさんも持っていたのでダーリンも納得。
さらに、一緒に撮った写真もあったので、それで現在の彼女と見比べたダーリン。

ダーリン:「ほんとだ、同じだ」  やっと納得した様子のダーリン。

ダーリン:「よく覚えてるな~昔の生徒さんの顔。すごいな~その記憶力」

そうでないと、この仕事やっていけませんって。

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コメント (12)
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