日々のあれこれ

現在は仕事に関わること以外の日々の「あれこれ」を綴っております♪
ここ数年は 主に楽器演奏🎹🎻🎸と読書📚

スズメ

2011-02-17 09:28:43 | Weblog

 夜中から降り続いていた雨が今、上がり、周囲も明るくなってきた。

・・・と同時に、「チュン、チュン…」

姿は見えないけれど、スズメの鳴き声。

そういえば ここ数年、道端や庭で昔程には たくさんのスズメを見かけなくなった。

大量のスズメ達が道端で何か餌をつついているのだけれど、ちょっと近付くと、バタバタバタッ~~~~! と一斉に飛び立ってしまう。

そんな光景は毎日のように目に映っていたけれど、最近はスズメがいても、ほんの数羽のような気がする。

何処へ行ってしまったのかなぁ、スズメたち。

最近は…特に九州では東側からの大気汚染が酷く、渡り鳥達にとっても試練だろう。

夏休みに福岡へきた甥っ子も、「工場の匂いがする!」と言っていた。

鳥達もこんなご時世。 鳥インフルにだって、なってしまうよ・・・ほんと。

そうだ、スズメ。。。

スズメの色も都会と田舎では幾分違う気がする。

工業地帯である北九州に住むスズメのなんと、すす汚れて黒いこと! と母もこちらへ引っ越してきて思ったらしい。

言われてみれば私が2歳まで過ごした大分や熊本のスズメは薄い茶色で、お腹は漂白剤で洗濯したかのように真っ白!

ちょっと離れていても、何処に目があるかよく分かる(メジロ程ではないけどね…苦笑)

北九州のトカゲは茶色なのに、水俣のトカゲは鮮やかな緑色!

これが初めて自分の足元に登場したとき、テレビで見たカメレオンの赤ちゃんのように見えて、急いで母親に報告へ行ったものだ。まだ、ピンク・レディーが歌う「カメレオン・アーミー」が流行する前だったけれど。

これが保護色なのか、スズメの場合は空気の違いが色の違いを生むのか、分からないけれど。

 

むたゆうじさんの『僕の昭和詩』を母が読んでいて、大笑いした場面の一つ。そこに登場するのが「スズメ」

実は私達親子も 幼少のころの むたゆうじさんと同じく、「スズメを捕まえよう」としたことがあったのだ。

しかも、同じ方法で!!!

母と むたゆうじさんが使ったのはお米だったようだけど、私はインコの餌をバラまき、丸カゴを棒でつっぱり そお~っと置く。

その様子を見ていた母が、紐を持ってきて、棒に結びつけるのを手伝ってくれてねぇ。

まさか本気でスズメを捕まえてペットにしようとは、流石に母は思ってはいなかっただろうけど。

スズメたちは賢くて、側へ寄ってはきてもカゴの中には入らない。

その時、母から聞いた話が 「酔っぱらいスズメ」

お主も なかなか、悪よのう・・・でも、、、「お母さんもスズメも両方、面白~いっ!」と小学生の私は思った

母曰く、炊いたご飯をお酒に漬けて、それを地面にバラなくと、スズメたちが寄ってきて食べたらしい。

食べたあと、「酔っぱらって ちどり足で ふ~ら、ふ~らと歩くスズメを見るのが可笑しすぎて!」

さすがに私はこれを実行しようとはしなかったけれど、「ちどり足」と聞き、当時大人気だった加藤茶のコント、お土産を片手に ふ~らふらと歩く姿を想像し、あの歩き方とスズメを重ねながら大笑いしたものだった。

もうすっかり忘れかけていた母と子の、それぞれの時代の「スズメ」との戯れ?体験。

むたゆじさんの本をきっかけに、再び話に花が咲いたのだった

あの頃は、スズメの数も子供達も多かったなぁ~

午後から出かけるとき、こっそりスズメを探してみようかな・・・

 

すず

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8 Comments

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スズメの色~ (はなこころ)
2011-02-17 15:39:07
そっかあ~。
そんなに違いますか~。

餌もなんにもない
舗道でぴょんぴょん歩いている
ズズメ
今度、
よ~く、観てみますね~。

・・はなこころ
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すずさんへ (Pochi)
2011-02-17 18:31:54
「スズメを捕まえよう」って、なんか、いいですね~
むかしは「もしかしたらあんなにいるんだから、一羽くらい捕まるかも」という感じが確かにしましたよね。

ちょうど先日スズメのことをテレビでやっているのを視ました。

すずさんのおっしゃるように、本当にスズメは数が激減しているのだそうです。
その原因の一つは、スズメのすみかが減ったこと、もう一つはヒナのエサにする虫が都会で取りにくくなったことだと言っていました。
(一度の産卵で育てるヒナの数が5,6羽から1,2羽に減った)

むかし日本の家屋の代表格だった「瓦屋根」の家や、戸袋のある家が減ってしまい、住宅難なんだそうです。

とはいえ、それならそれなりに、スズメたちは逞しく代用のすみかを見つけて頑張っているようです。
(電柱の金具、信号機のパイプの隙間、コンクリートの壁の水抜き穴など・・・)

スズメが「珍しい鳥」になっちゃったらさびしいですよね。
私も出掛けたらスズメを探しながら歩こうと思います
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はなこころさんへ (すず)
2011-02-18 02:26:58
スズメの色。
違うんですよねぇ。。。
こちらでは こげ茶色っぽいスズメさん。
熊本でみるスズメは薄汚れていないような・・・
なんていったら、福岡のスズメさんに失礼かなぁ。。。

昨日、スズメを探しましたが、
見あたりませんでした。
昔は あんなにたくさんいたのに。
寂しいですね。
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Pochiさんへ (すず)
2011-02-18 02:40:30
私達が子供の頃は、スズメって、一斉に束になって飛び立っていくようなイメージでしたよね。
そのくらい いっぱい居ました。
でも 最近、探さなきゃいけないくらい
見かけなくなってしまいました。

スズメのお宿。。。
と言ったものですがー
今の家屋ではスズメ達にとって、本当に住宅難なんですね。
都会では特に昔ながらの瓦の屋根の方が珍しく
ビルのような箱型のが多いですものねぇ。

それなにり頑張っているんだ、スズメさんたち。

ところで、Pochiさんも子供の頃、スズメを捕まえてペットにしちゃおう~なんて目論んだことありました??
私の母も自分も親子二代で考えることは同じでした。
まさか むたゆうじさんまで・・・って笑ってしまったのでした。
思い出を共有できるって楽しいですよね。
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すずさんへ (Pochi)
2011-02-18 19:22:42
スズメを捕まえようとしたことはありませんでしたが、ヒバリを飼ったことはありました。

捕まえたのではなく巣からこぼれたヒナをもらったのですが、私はまだ幼稚園くらいのころでしたので、一体誰がどうやってヒバリの巣を見つけてみなしご(?)のヒナを保護したのか、今となっては皆目見当がつきません

ウズラより少し小さいくらいだったかしら。
鳥かごの中に砂を敷いてすり餌をあげていました。
結構長生きしたんですよ。

すずめは、すごく警戒心が強くてすばしっこいので、捕まえるのは相当難しそうですね。
すずさんの捕獲作戦は、いい線いってましたか?
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Pochiさんへ (すず)
2011-02-19 17:51:42
お話を伺い、私も思いだしたことがありました!

ひよどりのヒナが巣から落っこちていたのを母が拾い上げ、親鳥が迎えにくるまで面倒を見たことがありましたっけ!

セキセイインコなら、うぶ毛のヒナに「ヒナ用アワをお湯につけ、それをスプーンで食べさせてそだれるのですが、「ひよどり」のような大きな野鳥のヒナは初めての経験…!

最初は中々、口を開けず、無理やり母が口を開かせ、リンゴをすりおろした物を入れたら、それから自分で口を大きく~開き、良く食べて…!

ちゃんと親鳥も迎えに来たらしいです。
その瞬間は私は見ていませんが…。

私はスズメばかりか、メジロも欲しくて、捕まえようと目論んだのですが、(いずれも小1~2くらいの時)
メジロの時は、母に注意されました。
「野鳥を捕まえたら、牢屋に入れられるよ。大事にしなきゃね!」

内心、(スズメはいいの・・・?)という疑問が。
ペットショップには「スズメの餌」が売られてあったので、大丈夫だったのかな。良く分からないけど。
メジロも ひよ鳥も今でも我が家の庭の常連客ですが、スズメ…ほんとに少ない!珍しい鳥になってしまったのでしょうか。
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すずさんへ (Pochi)
2011-02-19 19:17:17
まぁっ

助け育てたヒヨドリのヒナを、親鳥が迎えにきたんですか?
すごい! それだけで立派なドキュメンタリー映画が作れそうですね。

やはり、すずさんのところも、ヒヨドリやメジロが常連客なんですね。私のところもです。シジュウカラやムクドリも時々見かけます。あ、もちろんカラスも。

結婚したばかりのころ、1年半ほど新潟に住んでいたことがありましたが、そこではゴールデンウィークごろにカッコウが見られたんですよ。
向かいのマンションの給水タンクや電信柱にカッコウが止まって鳴いてるんです。
冬には、洗濯物を干していると、空をハクチョウが飛んでいるのが見えました。
そんなとき「ああ、新潟に住んでいる甲斐があった」と思ったものでした。

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Pochiさんへ (すず)
2011-02-20 20:26:26
ひばりのヒナの世話をしたのは2日ほどだったので、きっと大丈夫だったのでしょう~。

母も最初、心配していました。
人間の手に触れたら、親鳥が警戒して育てなくなってしまうんじゃないかしらって。

でも、親鳥が鳴いているので、ヒナをそっと目立つ所に置いたそうです。
そうしたら、ちゃんと口で くわえて飛んでいったらしいですよ。
ラッキーでしたね、本当に。
のら猫も行き来するので、無事に親鳥の元へ戻り、良かったです。
私も 「瞬間」を見逃して残念・・・・。
ほんと、ドキュメンタリーですよねぇ。

白鳥が飛んでいく姿を見れちゃうなんて~
新潟ならでは!ですよねぇ。
素敵な光景が目に浮かんできます。

電信柱にとまっているのは、ここでは鳩とカラス(笑)
カッコウだなんて、これまた凄い!
楽しい経験をされましたね、Pochiさん
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