日々のあれこれ

現在は仕事に関わること以外の日々の「あれこれ」を綴っております♪
ここ数年は 主に楽器演奏🎹🎻🎸と読書📚

真夏の読書とサッカー観戦

2011-08-09 09:57:00 | Weblog

 昨日、ロンドンオリンピック予選に選出されたなでしこジャパンのメンバーが発表され、今、まさしくサッカーに注目が集まっていますよよね。

 これまで野球観戦なら、毎年、福岡ドームまで足を運んでいる私ですが、まだ、プロチームのサッカーを一度も生観戦したことがありませんでした。いつか、チャンスがあれば・・・と思っていた矢先、東日本大震災チャりティーイベントとして、J2の地元チーム、

 ギラヴァンツ北九州(Giravanz Kitakyushu) がJ1の福岡アビスパと交流試合をすることを知りました。

 試合開始は、夕方6時。 開始時刻には間に合いませんでしたが、一カ月ぶりに熊本から戻って来たばかりの母を無理やり誘い、父には車を出してもらい、家族3人で、夕方から出かけてきました。

 場所は地元チームの本拠地である本城競技場です。 確か、とあるスーパーでお世話になった、康永くんがこの辺りに住んでいる筈。 今頃、どうしているかなぁ・・・?

 試合は、アビスパのペースで進んでいきます。 ボール支配率も ほぼアビスパ。 やっぱりリーグの上であるJ1でプレーしているチームだよなぁ・・・と。 

 本城競技場では、背番号12のユニホームを着た大人や子供が大勢、声援を送っていました。 私はどんな選手がいるのかすら分からない状態で、ただ、サッカーの試合を楽しむ、という感覚でプレーをみていました。

テレビ画面でしか観たことが無かったプロの試合を 立秋といえど、熱風にも似た空気が吹き抜ける競技場で、他の熱狂的なサポーターたちと見ている不思議。

どっちを応援する、という訳ではなく、いいプレーが出れば、拍手する、といった具合でした。

前半の残り時間、10分頃、ギラヴァンツ北九州のゴールキーパーが好セーブ

「わ~い!

と私も母も拍手

その直後、キーパーが結構、勢いよくキックしたボールは、味方ではばく、相手チームの足元へ一直線!

この時は、唖然としてしまいましたけど。

日本代表ばかり観ていた(・・・というより、代表チームの試合しか、観ていない)私にとっては、逆に驚きの瞬間でした。アビスパの選手が動いてキャッチ、という感じではなかったので余計に。J1や世界のクラブチームでプレーしている選手が代表選出される、そしてW杯に出場するって、どれだけ最高のプレーなのかを改めて肌で感じた次第です。

私のような素人の目にも、J1 と J2 の間には、実力差がかなりあるんだな、と思ってしまったものの、これからのチーム。 三浦監督を迎えて最初の年に、結構勝利しているし、頑張っている姿を生で観ることが出来るのは、やはりいいものだと感じました。

「もっと走れ!」 だとか、選手が選手に声かけしているのも聴こえるのですよ。 テレビでは聞こえませんよね、ここまでは。

  地元チームがボールをゲット!

今だ~とばかりにパチリ☆

写真を撮りました。

 

試合観戦後は、お腹が空いたので、てんぷらのふそうへ~

 夜、フラッシュもたかずに撮影したのですが、ここへは子供の頃からよく来ます。

お店の横は神社なんですよ。

父は 天麩羅の数が多い「さくら定食」

母は 天麩羅の数は「さくら定食」より少なく、でも茶碗蒸し付きの「小桜定食」

そして、私は、子供の頃からオーダーすることが多い、これ! 

見ての通り、天丼です♪

えびが3匹。 立ってますね。 以前より、野菜の数が減りました。 この日は レンコンとピーマン。

 

 

そしてー

夏の夜長は読書タイム。

先週、読み終えたのは、林真理子・著 「東京デザート物語」

大分のいなかから、東京の女子大へ進学した女の子が主人公。

背が高いことをコンプレックスに思っている朱子が、な~んと人気モデル雑誌の 「読者モデル」に選ばれて・・・

芸能界を知る林真理子だからこそ、書けるんだろうなぁ・・・、でも、それだけじゃない、いつもの真理子節が光る、見事な女性心理を描写しています。

都会の恋とお菓子作りに目覚める二十歳前後の女の子達には特にお薦めの小説かな。

学生時代を過ぎ去った私でも、暑さを忘れさせてくれるには充分な 「真夏の読書」でした。

それぞれの小話では、その時、小説に登場したお菓子のレシピも付いてくる、とっても楽しい本です。

この本を読みながら、私が思いだしたのは、

お菓子作りに目覚め、大学の専攻も食物科だった中学時代の女友達でした。

彼女も今では2児の母。 

時代は流れても、恋とデザートは同じ味なのかも・・・? (苦笑)

 

もう一冊、角田光代・著 「トリップ」

これは、小説を書いている人にお薦めの一冊☆

短編集ですが、凄いんです。

私もたまに、こういうことをしてしまいますが、例えばね・・・・駅のホームで電車を待っているとする。

向かい側のベンチに女性がいて、立ったり座ったりしている。 彼女はどういう理由で今、電車に乗ろうとしているのだろう、どういう背景があるんだろう・・・きっと、帰省中なんだ、それも、12年ぶりくらいの・・・みたいに浮かんじゃうことってない?

ココで関わった人、関わらなかったけれど、ちょっとした「他人とのやりとり」を目撃したとき。

或いは、実際に関わった人との短い出逢い。

それらを 「きっかけ」に短編が生まれて、又、その場面をみていたカップルにも 「人生」があって、「ドラマ」があって、次々と繋がっている。

人生の出会いと必然を短編として連作していく凄さ。

角田光代さんとという作家は、流石だな・・・と思います。

まぎれもなく彼女の代表作、「トリップ」

通勤途中、或いは旅の途中、ご自宅での 暑さしのぎに・・・ 「トリップ」をどうぞ。

トリップとは 旅行。

この夏、どんな旅が待っているのでしょうね。

 

すず

 

 

The supermarket さ・く・ら☆
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