へそ曲がりおじさんのひとり言

常識にとらわれるのが嫌い。
他人と同じ事が嫌い。
世の中、別な角度から見ると新しい物が見えるから。

「高速道路無料化」について思うこと

2009年09月22日 03時47分30秒 | Weblog
今回のシルバーウイークを利用して山形まで行って来たのだが、ETC利用で「土日祭日1.000円」の恩恵にあずかり、往復「ガソリン代込みで8,000円」と言う金額ですんだのだが、これが「無料化」と言う事になったらどうなるのであろうか。
1,000円でも想像を絶するような大渋滞が起きているのだから、「無料化」となったら更にひどい事になるのは必定で、「大渋滞=ガソリンの浪費=温室効果ガスの大量発生・・・・」と、資源や環境の保護と言う問題に相反する問題が山積するであろうが、それ以外にも「フェリー・鉄道の乗客減少」「長距離トラック便の遅れ」などの問題も考える必要があるだろう。
民主党は「無料化による経済効果」を強調しているようであるが、果たして本当にそうなのであろうか。
民主党の主張する「無料化による経済効果」に限った事ではなく、「薬の効能書き」「商品の宣伝文句」などに見られるように「良い部分ばかり強調して、都合の悪い部分は目立たないように書く」と言う事に気をつけないと、後になって「副作用に悩まされる」「意外な欠点でがっかり」などという問題も起きてくる。
次にあるサービスエリアで耳にした話であるが「エコポイントの対象車なのに7キロしか走らない」と嘆いている人がいたのだが、「エコポイントの対象車だから燃費が良い」と言う先入観を持っている人は意外に多いようだが、一体何を基準にエコポイント対象車を決めたのであろうか判断に迷うところである。
私が乗っている車は8年前の「マツダファミリア1500、MT」であるが、これが至って燃費が良い。
今回も大渋滞に巻き込まれたりしたのだが、2日間で900キロ近く走って50リットル余り。
1リットルでおよそ17,5キロくらい走る事になり、エコカー顔負けであろうが、乗る人が変わると2キロくらい燃費は悪くなるので「運転の仕方で燃費は変わる」と言う事に注意が必要だろう。
世論調査でも「無料化賛成より反対の方が多い」と言う現実に背を向けて無料化を推し進めようとする民主党の姿勢にはいささか疑問を感じづにはいられないのだが・・・・。
コメント (6)
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