陸に上がったカッパの海無し県生活

潜りから漁師へ。身体を壊し船を下りた。
海の話、釣りの話。脳脊髄液減少症。

千曲川釣行 第3戦 終わってみれば

2011-04-26 16:25:51 | 釣行記 千曲川編

「明日の仕事に影響の出ない範囲で、今日は半日位は頑張ってやってみようか。あとの半日ゆっくりと休めば何とかなるだろう」

気合いを入れて臨んだ千曲川第3戦だったが、ぐっと冷え込んだ冷たい一日となってしまった。

先週の釣行時、最低気温が氷点下4℃まで冷えたが、体感温度は先週よりも寒く感じる。

「こんな予定ではなかったのに」

朝、6時前にはポイントに到着するが、寒さの為、支度を整えるのを躊躇。

ここはまず、暖かいコーヒーでも飲んでからのんびり行くかと、車の中で一休み。

暫しの間があってから、エッチラオッチラと重たい体を引きずり出したのは、すっかり陽が昇ってからになってしまった。

「望み薄かな?」

期待をしないで釣り始めると、意外にもすぐに釣れちゃったぁ。

しかも、8寸が連発だ。

幸先のいい出だしに、思わずニッコリ。

しかし、その後がどうもいけない。

アタリは結構頻繁にあるのだが、どうにもこうにも針掛りしてこない。

コッ、あるいはボソッとした一瞬のアタリで放してしまうのだ。

ミミズを使っても、クロカワを使っても同様で、頭を悩ませる。

気温も水温も下がって、活性が低くなっているのだろう。

そこで、普段は滅多に使わないヒラタを採取して流すと・・・。

コッというアタリが、コツンコツンと明確になった。

そして、次から次へと針掛かりするようになった。

だが、ヒラタを使えばこうなるだろうと予測した通り、17~18センチといった小さいサイズばかりになってしまった。

これが、普段ヒラタやピンピンを使わない大きな理由になっている。

釣果は確実に伸びるが、釣りたくはないサイズまでが針掛かりしてしまうのが、ちょっと難点。

ミミズやクロカワだったら、小さな魚のアタリだと思えば、アワセを入れずにそのまま流すことも可能なのだが。

それでも、そんなサイズを3~4匹釣る間に、20センチを超すサイズが1匹は混ざってくれるといった感じで、ポツポツと数が伸びてきた。

小さな魚はその場でリリースして、20センチ以上の魚だけ活かしフラシに入れながら釣りを続け・・・。(塩焼き用に何匹かを持ち帰り、残りは場所を移してリリース)

こんな感じで釣れてくれました。

長さはないけど、体高はバッチリ。

でも、ちょっと納得いかないかな?

もっと良型がいるはずだ。

そこで、元気のいい良型は流れの強い瀬に出ているかもと、ちょっと場所を移動した。

さすがにアタリは減ったが、餌を黒川に換えて丹念に攻めると、狙い通りに来ましたよ。

ギラリギラリとローリングを繰り返す良型が。

目の前に寄ったのは、「泣き尺かな?」

だが、タモを差し出したところで無念の針外れ。

「あ~あっ、でもまあいいやっ」

潔く諦め(ホントの所は違うが)、一通りのポイントを流してしまったので、一旦竿納い。

「帰ろうか?いや、場所を変えて、もう少しやってみるか」

で、車で一気に大きく場所移動。

次いで竿を出したのが、写真のポイント。

最初のポイントよりは良型がいるかも?と思っての選定だった。

この頃には水が増えてきて濁りも強くなってきた。

雪解けでも入ってきたのか、それとも上流部で雨でも降っているのか?

ふと山を見上げると、どうやら雪が舞っている様子だ。

と、雨がポツリポツリと落ちてきた。

「ダメかな?」と思いつつも、仕掛けを入れる。

と、間もなくゴンゴンッと強く明確なアタリが伝わってきた。

「これはちっとはマシな魚だぜ」

で、取り込んだのが

まずまずの良型から、まずまずを取っていいと言える(かな?)の、27センチ

これで溜飲を下げることが出来た。

そしてすぐに25センチを追加したところで、雨が本降りになってきてしまった。

即、撤収。

帰路に着くことにする。

決して、良い条件ではなかった、むしろ悪条件下になってしまった今日の釣り。

終わってみれば、良い釣りが出来たのかな?とも思える釣果に恵まれました。

明日からは暖かくなりそうです。

GWを迎える頃には(すぐそこですが)、活性も高まり、もっと良い型が望めるでしょう。

残念ながら、僕はGW明けまで行けませんが。

 

竿      旬速本流H72

       ハイパードリフトサツキ75

道糸    0.5号

ハリス   0.5号

ガン玉   4号~3B×2 (場所によって、極端です)

針     やまめ一番ひねり半スレ 6~7号

餌     ミミズ ヒラタ クロカワ

 

釣果  ヤマメ アマゴ  21~27センチ  9匹

 

毎日見ている訳ではないので良くは分かりませんが、佐久地方の桜は、やっと満開に近くなった感じでしょうか?

アタリが出る場所は、盛期に出る場所とはまだまだ程遠い感じがします。

「水温む春」と言うには、あと少し早いようですね。

 

 

        


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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (シルバーMPV)
2011-04-27 22:24:30
昨日は自分は仕事で、親父が行ってました。日曜日の増水の後だったので、期待してたのですがあまり釣れなく渋かったようです。
gonzoさんが言われてる場所わかりますよ。去年かなり良いサイズの奴を何本かバラシました。
早く良い釣りしたいですね。
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Unknown (gonzo)
2011-04-27 21:31:12
シルバーMPVさん、こんばんは。

昨日、来ていたのですか?
上は軽く流しましたが無反応。
昨日は、駐車場所から下が良くアタリました。
型の良いのはみんな(泣き尺?のバラシも含めて)、下の瀬の中からでした。
昨年も、水の多い時には下で結果が出ています。
瀬の下の大瀞の、淵頭(大石が浮いている場所付近、分かります?)にも魚は着いていることが多いです。
ただ、下は距離が短いのが残念です。

でも今年は、昨年の今時期に比べて水が少ないですね。
あと一雨、その雨後を狙えれば、面白いかと思いますよ。





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Unknown (シルバーMPV)
2011-04-27 20:36:03
今晩は。昨日以前お会いした場所でgonzoさんの車見かけましたよ。堰堤上はどうでしたか?
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