「明日の仕事に影響の出ない範囲で、今日は半日位は頑張ってやってみようか。あとの半日ゆっくりと休めば何とかなるだろう」
気合いを入れて臨んだ千曲川第3戦だったが、ぐっと冷え込んだ冷たい一日となってしまった。
先週の釣行時、最低気温が氷点下4℃まで冷えたが、体感温度は先週よりも寒く感じる。
「こんな予定ではなかったのに」
朝、6時前にはポイントに到着するが、寒さの為、支度を整えるのを躊躇。
ここはまず、暖かいコーヒーでも飲んでからのんびり行くかと、車の中で一休み。
暫しの間があってから、エッチラオッチラと重たい体を引きずり出したのは、すっかり陽が昇ってからになってしまった。
「望み薄かな?」
期待をしないで釣り始めると、意外にもすぐに釣れちゃったぁ。
しかも、8寸が連発だ。
幸先のいい出だしに、思わずニッコリ。
しかし、その後がどうもいけない。
アタリは結構頻繁にあるのだが、どうにもこうにも針掛りしてこない。
コッ、あるいはボソッとした一瞬のアタリで放してしまうのだ。
ミミズを使っても、クロカワを使っても同様で、頭を悩ませる。
気温も水温も下がって、活性が低くなっているのだろう。
そこで、普段は滅多に使わないヒラタを採取して流すと・・・。
コッというアタリが、コツンコツンと明確になった。
そして、次から次へと針掛かりするようになった。
だが、ヒラタを使えばこうなるだろうと予測した通り、17~18センチといった小さいサイズばかりになってしまった。
これが、普段ヒラタやピンピンを使わない大きな理由になっている。
釣果は確実に伸びるが、釣りたくはないサイズまでが針掛かりしてしまうのが、ちょっと難点。
ミミズやクロカワだったら、小さな魚のアタリだと思えば、アワセを入れずにそのまま流すことも可能なのだが。
それでも、そんなサイズを3~4匹釣る間に、20センチを超すサイズが1匹は混ざってくれるといった感じで、ポツポツと数が伸びてきた。
小さな魚はその場でリリースして、20センチ以上の魚だけ活かしフラシに入れながら釣りを続け・・・。(塩焼き用に何匹かを持ち帰り、残りは場所を移してリリース)
こんな感じで釣れてくれました。
長さはないけど、体高はバッチリ。
でも、ちょっと納得いかないかな?
もっと良型がいるはずだ。
そこで、元気のいい良型は流れの強い瀬に出ているかもと、ちょっと場所を移動した。
さすがにアタリは減ったが、餌を黒川に換えて丹念に攻めると、狙い通りに来ましたよ。
ギラリギラリとローリングを繰り返す良型が。
目の前に寄ったのは、「泣き尺かな?」
だが、タモを差し出したところで無念の針外れ。
「あ~あっ、でもまあいいやっ」
潔く諦め(ホントの所は違うが)、一通りのポイントを流してしまったので、一旦竿納い。
「帰ろうか?いや、場所を変えて、もう少しやってみるか」
で、車で一気に大きく場所移動。
次いで竿を出したのが、写真のポイント。
最初のポイントよりは良型がいるかも?と思っての選定だった。
この頃には水が増えてきて濁りも強くなってきた。
雪解けでも入ってきたのか、それとも上流部で雨でも降っているのか?
ふと山を見上げると、どうやら雪が舞っている様子だ。
と、雨がポツリポツリと落ちてきた。
「ダメかな?」と思いつつも、仕掛けを入れる。
と、間もなくゴンゴンッと強く明確なアタリが伝わってきた。
「これはちっとはマシな魚だぜ」
で、取り込んだのが
まずまずの良型から、まずまずを取っていいと言える(かな?)の、27センチ
これで溜飲を下げることが出来た。
そしてすぐに25センチを追加したところで、雨が本降りになってきてしまった。
即、撤収。
帰路に着くことにする。
決して、良い条件ではなかった、むしろ悪条件下になってしまった今日の釣り。
終わってみれば、良い釣りが出来たのかな?とも思える釣果に恵まれました。
明日からは暖かくなりそうです。
GWを迎える頃には(すぐそこですが)、活性も高まり、もっと良い型が望めるでしょう。
残念ながら、僕はGW明けまで行けませんが。
竿 旬速本流H72
ハイパードリフトサツキ75
道糸 0.5号
ハリス 0.5号
ガン玉 4号~3B×2 (場所によって、極端です)
針 やまめ一番ひねり半スレ 6~7号
餌 ミミズ ヒラタ クロカワ
釣果 ヤマメ アマゴ 21~27センチ 9匹
毎日見ている訳ではないので良くは分かりませんが、佐久地方の桜は、やっと満開に近くなった感じでしょうか?
アタリが出る場所は、盛期に出る場所とはまだまだ程遠い感じがします。
「水温む春」と言うには、あと少し早いようですね。
gonzoさんが言われてる場所わかりますよ。去年かなり良いサイズの奴を何本かバラシました。
早く良い釣りしたいですね。
昨日、来ていたのですか?
上は軽く流しましたが無反応。
昨日は、駐車場所から下が良くアタリました。
型の良いのはみんな(泣き尺?のバラシも含めて)、下の瀬の中からでした。
昨年も、水の多い時には下で結果が出ています。
瀬の下の大瀞の、淵頭(大石が浮いている場所付近、分かります?)にも魚は着いていることが多いです。
ただ、下は距離が短いのが残念です。
でも今年は、昨年の今時期に比べて水が少ないですね。
あと一雨、その雨後を狙えれば、面白いかと思いますよ。