陸に上がったカッパの海無し県生活

潜りから漁師へ。身体を壊し船を下りた。
海の話、釣りの話。脳脊髄液減少症。

メガキャスト ちょっとマニアックなリール

2009-05-03 21:09:45 | 釣りの話
オリムピック釣具のマミヤ・オーピー時代、こんなリールがあった。
ウルトラライトの竿に組み合わせて、
数々の大メバルやスズキと対峙した、結構愛着のあるリールだ。
フィンノール社と提携して作られたこのリールは、かなりマニアックな物かもしれない。
ドラグは何とコルク製、耐用年数に疑問があったが、今も全く問題は無い。
ドラグの滑り出しは非常にスムースだし、きめ細かな調節が出来る。
そして、ドラグノブに触れることなく、
スプール本体を左に回すだけでスプール交換が簡単に出来る。
一度調整したドラグに触れないで、という謳い文句だったが、
そんなことに何の意味があるのだと思わざるを得なかった。
このシステムには慣れていないと、
釣りをしている最中にスプールを無意識に左に回してしまって外してしまうという、
トラブルとも言えないトラブルもあった。
本家フィンノールの同システムのリールには、根強いファンがいたようだが、
サイズの割りに滅茶苦茶重たかったのではと記憶している。

名前は、メガキャスト。
値段も安く、替えスプール標準装備。
前述したように、ドラグ操作には多少の慣れが必要だが、その性能は申し分ない。
問題があるとしたら、コルクで出来ているという故のメンテナンス性だろうか?
さすがに、ステラと比べる訳にはいかないが、回転も滑らかで安定している。
その代り頑丈さという点では、ステラの数段上を行くといっても過言ではない。
通好みと言うか、マニアックと言うか、ほとんどの人は好まないだろうが、
またたまには使ってみたいと思わせてくれる一品だ。

最近、またルアーでも振ってみようかとも思っている(淡水の本流域で)。
一番の理由は、身体の不調が大きい事。
本流竿を構える姿勢が辛く、腕にも酷い痺れや痛みがあるからだ。
その点、ルアーなら楽チン、釣りも簡単だしね。
時には餌を凌駕するほどの釣果があるのも、魅力と言えば魅力だろうか。
でも、やっぱり述べ竿での勝負なんだよなぁ・・・。

リールは、この他にもカーディナルもあるし、ステラの3000,4000と揃っている。
問題は・・・。
竿が無い。
超大物狙いには、手持ちの8,6フィートのライトなシーバスロッドを流用、
メバルロッドも流用できるとして、その中間の竿がどうしても必要となるでしょうか。
さすがにルアーは、流用できるサイズを持っていない。
12センチから17センチのミノーなら一杯あるのですが。
あ、スプーンは昔使っていた物が結構沢山残っていますね。
まあ、いずれにしても物欲が沸々と湧いてきてしまいます。

でも、竿なんて買えないし、我慢我慢。
ルアーを買うのなら、それ以前にきっと、
本流餌釣り用の道糸やガン球といった消耗品に消えてなくなるでしょうね。
これがバカにならないのですよね。

そんな様々な理由で、ルアー釣り復活を考えてもいるが、
多分、カタログを眺めているだけで、
今年の釣りシーズン終了を迎えるのだろうなと思う今日この頃です。




















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