陸に上がったカッパの海無し県生活

潜りから漁師へ。身体を壊し船を下りた。
海の話、釣りの話。脳脊髄液減少症。

2011千曲川 第2戦 今日も良い釣りが出来たが・・・

2011-04-20 14:42:47 | 釣行記 千曲川編

良い釣りは出来たが・・・何なんでしょう?

それは後述するとして、先週に続いて千曲川へ参戦してきました。

昨日は、一日中冷たい雨。

昨日の夜になって、佐久から佐久穂の天気、千曲川の水量などを調べてみると。

18時の時点で、上流部の累加雨量が20mm、水位は、それほど増えていない様子。

え~とっ、天気はと、何々?

20日午前零時には、乾雪マーク?

最低気温はマイナス4℃。

「はぁ~っ、なんじゃこりゃ!」

これが例えば、6月の頃の20mmといった降雨量ならば、恵みの雨になったかも知れないのにと思うのだが。

今の時季の冷たい雨、そして気温の低下とくれば、厳しい釣りになってしまうのは必至だろう。

おまけに、下手をすれば行きの道中の路面凍結だって考えられる。

釣り場の状況、水況、そして体調を考えてみて、どうしたものか迷いに迷うが、

「まあ、1時間くらいに限って行ってみようか」と、決行することにした。

 

そして今日、釣行当日。

雨は夜には降らなかったようで、道は乾いている。

路面凍結の心配はいらなかったようだ。

まずは一安心したが、そこは安全運転に越したことはない。

カーブや日陰などでは、思わぬ事態が待ち受けているものだ。

朝6時過ぎ、無事に現場到着。

水量は、先週よりもほんの少し多い程度で、濁りも入っていない。

因みに、河畔の桜はまだ2分咲き、3分咲きといったところですから、昨年よりも大分遅いです。

ポイントはと言うと、ほぼ車横付けが出来、あまり歩かなくても済む所に決めていた。

せいぜい歩いても、車から往復10分か20分の距離を釣り歩く位の、狭い範囲になるだろうか。

残念だが、今の体調ではそれ以上釣り歩くのは大きな負担になってしまうだろう。

さて、そうして釣り始めて10分。

水深1mほどの、ちょっとした深瀬の本筋と緩流の間の筋を流した時に、気配を感じた。

目印にアタリは出ない。何かが餌を触った(ような気がした)、たったそれだけの小さな感触だった。

次の流し、「ここだろう」と思っていた所で、ほんの一瞬目印が止まった。

すかさず合わせると、竿に重みが乗ってきた。

「よし、やった~」

今日は厳しい釣りになると覚悟していただけに、早い時間で1匹目が掛ってくれたことは嬉しい。

それに、今日は新しい竿を使っている。

魚が掛った時の竿の調子を、早く知っておきたかった。

魚は、そんなにも大きくはなさそうだが、まずまずの引きを見せてくれる。

良型には違いあるまい。

そして、取り込みへ。

「ガ~ッ、タモが届か~んっ」

頭の後ろへ結構竿を倒しているのだが、取り込みに苦労する。

でも、何とかタモ入れ成功。

竿は、かなり軟らかめの本調子、ズーム機能は付いていない。

道糸は、1m近くもバカを出している。

おまけに膝上まで立ち込んでの釣りだから、タモが届かなかったのも無理は無い。

この次に、この竿を使うときは、もう少しバカを短くしよう。

で、釣り上がった魚はと言うと。

タモ枠から少しはみ出す位。

「ギリ尺かな?」

メジャーで計測すると、きっちり尺ってところの、これまた非常に綺麗なイワナでした。

「ラッキー!!」

まだまだ、千曲ではヤマメの大型は難しい季節。

先日に引き続いて、尺イワナが代わって遊んでくれているのは素直に嬉しい。

竿は、抜群の調子だ。

振り込みには多少の戸惑いはあったが、直ぐに慣れた。

魚が掛った時も、非常に素直に胴に入ってくれる。

そして、その胴が魚を浮きあがらせてくれるパワーになっているのだ。

この竿なら、2Hのパワーの方が使いやすいかもしれないが、メッチャ良い竿だと思う。

そして、そのちょっと上の淵へ移動。

淵と言っても、その流れ込みは強く、真っ白な激流と巻き返し、吹き上がりの流れがあり、沈みブロックもあるポイントだ。

アタリは、ある。

だが、先ほどのイワナもそうだったのだが、ほんの小さく餌を触る程度の、小さな感触しかない。

暖かかった先週とは大きく違い、活性が落ちているのだろう。

ガン玉の大きさを換える、位置を換える、二段打ちにする。

針の大きさを換える、餌の大きさを換える、種類を換える。

流す筋を変える。

いつも以上に目まぐるしく手を代え品を代え、何とか3匹のヤマメと1匹のアマゴを引きずり出すことが出来た。

ヤマメも、長さの割にはデップリと太っています。

餌を飽食し始めたのでしょうね。

寒いからグローブ、そしてダウンのネックウオーマーまで着装しての完全装備です。

そうそう、竿はですね、水面より高い石の上に立って、このサイズが気持ち良くポンポンとタモに引き抜けます。

足場が高ければ、長いバカを出しても問題ありません(引き抜けるサイズなら)。

来週あたり、暖かさが戻ってくれば今日よりは釣りやすくなることでしょう。

そうして、時計を見ると8時を回っていた。

2時間近く竿を振ってしまって、ちょっと頑張りすぎたかも?

車に戻って身支度を整えて、「ションベンでもして帰るかっ」と、ちょっと小用。

寒さでちじこまった一物から出てきた小便を見てビックリ!!

真っ赤なんて色では無く、ドス黒い血尿がドバーって出てきたものだから・・・。

速攻で家まで帰り、すぐに昨年お世話になった泌尿器の病院へ。

「左腎臓の腫れが酷い」そうです。

だけど、右腎臓には細かな結石が残っているものの(昨年からのものだろう)、何故に左腎臓が大きく腫れているのか分からないそうで、

ちょっと不安が残ります。

ここのところ、腰と背中の真ん中が疼いて痛いので、その痛みとの関連性も心配です。

取り敢えず明後日、検査。

その後、大きな病院へ行くことになるかもしれません。

釣りの結果は良かったのですが、また一つ、心配な事が出来てしまいました。

それにここのところ、病院での結構大きな出費が重なってしまって。

これから、釣りには一番良い時季を迎えるのにねぇ。

つくづく、自分の体に嫌気が差してきている今日この頃です・・・。

 

今日の仕掛け

 竿     サンテック フィールドマスター旬速本流 H72

 道糸   0.5号

 ハリス  0.5号

 針     カツイチやまめ一番ヒネリ半スレ6.5号  がまかつくわせヤマメ半スレ6.5号

 ガン玉  4号~B B+1号~2号

 餌    ミミズ 黒川虫 ブドウ虫

 

釣果

   イワナ 30センチ 

   ヤマメ 21~24センチ 3匹

   アマゴ 21センチ

 

 


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
千曲川 (滝太郎)
2011-04-20 19:28:52
gonzoさん、こんばんは。
寒い状況下でまた良いイワナあげられましたね!

良い顔したイワナです。

垂らしが長いのは川のポイントに対しての竿の長さの関係からですかね…
新ロッドなかなかの手応えみたいで楽しみですね!


それにしてもgonzoさんのお身体のほうが心配でならない…
gonzoさんのブログでの各所の釣り方、魚達を楽しみにしている自分としては、つらいです…

お身体が良くなる事を祈るばかりですが、また釣行されたときは良い魚を是非!
返信する
Unknown (gonzo)
2011-04-20 20:28:26
滝太郎さん、こんばんは。

今年は早々から綺麗なイワナに恵まれて、ちょっぴり嬉しいです。

垂らしを長くするのは、やっぱり不意の大物が掛った時の事を考えてですね。
でも、ズーム機能が無ければやはり竿とトントンにした方が釣りやすいですね。
あと一つ、細糸に落とさないってことも、最近はポリシーになっちゃったりして(笑)

体調は悪いですが、体の動く限り、釣りだけは続けます。
釣行記のアップも、釣れた時と釣れない時に関わらず全てアップしますので、
今後ともどうぞよろしくお願いします。

御心配お掛けして、なんかすみません。
そして、ありがとうございます。
では、また。
返信する

コメントを投稿