陸に上がったカッパの海無し県生活

潜りから漁師へ。身体を壊し船を下りた。
海の話、釣りの話。脳脊髄液減少症。

脳脊髄液減少症に辿り着くまで 3

2006-04-26 23:14:05 | 脳脊髄液減少症
今から思えば(思ってみたところで、どうしようもないが)
脳脊髄液減少症という病名に出会ったのが2年ほど前の事。
せめて、そこからさらに2年前に、この病名を知っていれば
或いは、今の苦しみはなかったのかもしれない。
そう思うと、やはりちょっと悔しくなってきます。

原因もハッキリとしないまま首の手術なんかしたお陰で、
症状は悪化するばかり、かと言って、当時は他に方法がなかったのですから
しょうがないといえば、しょうがないのかもしれませんが。

病院に行く前もそうでした。
首の痛み(他の痛みも現在と同じですが)なんてと、タカを括って
いたこと、病院嫌いだったこともあり、自分で治してやるぞと、
意気込んでみたところで、どうにもなるものではありませんでした。

職人や肉体労働の世界、身体を壊したら一瞬にして奈落の底へ。
まるでそれまでの自分の人生までもが全否定されるようなものです。
そもそもが、ちょっと体調が悪いからといって病院に行ったり、
仕事を休んだりすること自体、論外の話しなんですね。

そこで僕が取った行動とは、カイロプラクティックに通ったり、
鍼灸に通ったり、或いは漢方であったり、そんなことで治そうと
思っていたのですからバカな話しではあります。
でも仕事が終わって、夜遅くといえば、そんなことしか出来ないんですからね。

しかし、漢方というものも、驚くほどの金額が飛んで行きますね。
進められるものをあれやこれやと買っていたら月に5万10万なんて金額が
あっという間であります。
カイロなんて、今から思えば丸っきりインチキ。そうとしか思えません。
僕なんか葱を背負った鴨と同じだったかもしれません。
何で医者でもない人間が骨のことなんて、あれこれと、かまえるんでしょうか?
あくまでも、外からではありますが、ホント訳の分からない世界ですね。
腰や首が痛いと言ってカイロに通った人間は皆、最終的に
動けなくなったりして悪化していく人が多くを占めていましたからね。
「絶対、治してあげるから」そんな言葉を真に受けた僕がバカだったのでしょう。
何ヶ月も何ヶ月も通い、疑問を抱いて、もう止めますのでと伝えたら
暴言も吐かれました。
その時になって初めて、あ、これはやはり金を取る為の手段でしかなかったんだな
と気づかされました。

そんな事に、莫大な金額を注ぎ込み身体を余計に悪くしていく一方で、
友情なども失っていきました・・・。







健康グッズ?

2006-04-26 01:36:22 | 脳脊髄液減少症
金4000円也。(送料込み)
マタマタ、無駄な?お買い物をしてしまいました。
○○バンなる、体に貼るだけで痛みがとれる不思議なテープ。

新聞のローカル版に広告を打ってあった品物なんですが。
広告内容を読んでいるうちに、「ほほ~、これで痛みが取れれば見っけもんじゃん」
と、早速、お電話など・・・。
これって、女性が美容品などを試してみるのと同じような気持ちでしょうか。
しかし、病院から貰う鎮痛剤など屁の役にも立たない(座薬と湿布以外)のですから、
こちらとしては、藁にもすがる思いで、一回くらいは試してみるかとの思いですな。
所詮、根本的な治療とは何の関係もないのですから。

届いた品物を見て、「あ~ら、ビックリ!」
一応、何メートル巻きとは書いてあったのですが、首、肩、背中、腕と
痛みの酷いところだけ選んで貼っても、これどう考えても
2回分しかないではないですか
もったいないので、まだ1回しか貼ってませんけど、
当然、効果の程も分かる由もなし。
スポーツテーピングでも同じ気がしないような、するような・・・。
まあ、もう一回試してみるか・・・って、こんなの毎日使っていたら、
ざっと計算しても、月に1諭吉、2諭吉・・・6諭吉
今の僕には1諭吉でも大金なのであります。
もっと早く気がつけよって話しですが、とんでもない話しです。
お前も所詮、脳脊髄液減少症に太刀打ちできる相手では無かったのね・・・
まあでも、次はお得用版など買って、首だけに貼って試してみようかしらん