Someday-Somewhere!

海、川、山。自然の中で遊ばせてもらいながら、
その中で感じたことを素直に、写真と文章を通して表現していきます。

格闘の果てに。

2009-03-09 01:33:54 | シーバス
どーしようもない悪い流れってありますよね?
嫌な予感がぷんぷんで、しかも間違いなく当たる。

例えば、高校時代の掃除後のゴミ出しじゃんけん。
今日は早く帰ってテレビ見たいっていうときに限って負ける予感。
そして、案の定、最後まで負け残って・・・
しかも、ゴミを出す場所が遠いんだ、コレが・・・

そんなとき、ワタシはすぐ横の階段をひとつ下りて、
1学年下の教室のゴミ箱の中にドサッと移して帰ってました。
後輩よ、すまなかった!m(__)m

たまには良い予感も当たって欲しい、おうじろうです。


さてさて。。。

金曜日の夜、長潮~若潮。
ボウズマンさんとのホゲホゲ・タッグ。
釣れない予感がぷんぷん(笑)


明るい常夜灯の灯った桟橋でメバリング開始。
プラグで表層のチェックするものの、メバルからの反応は
まるで無い。

辺りではシーバスのボイル音。
特に足元のシェードの際で頻発している。
あまりにメバルが釣れないので、徐々にシーバスへ気持ちが
傾いてきて・・・シェードの際にルアーを通してみる。

ミノーで反応が無いので、ローリングベイト48を若干沈めて
リトリーブ。
途中でストップを入れた瞬間に、ググッとティップが入った。
アワセを入れるやいなや、一気にラインが引き出される。
慌ててドラグを緩めるワタシ。
ラインはフロロ2.5lb。
PEを巻いた換えスプールもバッグに入っていたのだが、
面倒くさくってそのままだったのだ!

河川のシャローで掛けたシーバスと違って、底へ底へ潜っていく。
水面に突き刺さるように曲がるufmウエダ・Pro4-74SLのティップ。
強烈な突っ込みに耐えながら、足元に目を遣ると、シーバスの黒い
影がちらほら。
11月に同じロッド・同じlb数のラインで66.5cmのマダイを
獲った自信からか、このときにはまだ心に余裕があった。


ところが、その後、シーバスは向きを変え、
桟橋の下へと走り出した。
ジジジジジ~~ッ!
「やめて~。ルアーを持って行くのだけは勘弁して~!」
悲鳴を上げるドラグとワタシ。
スプールに手を当ててラインの出をコントロールしていたのだが、
止めると切られるだろうし、どうにもできない。
とうとう、そのまま動かなくなってしまった。
その後はまさに「動かざること山の如し」。

再び魚が動き出し外に出てくるのを待っていたのだが、だんだんと
ワタシのほうが焦れてきてしまって、ちょっと強引に寄せて
みることにした。
すると、寄っては来ているものの、海草か何かにラインが擦れて
いるような感触・・・

そして、ファイト開始から30分くらいは経っただろうか、
首を振った感触があった後に、テンションが抜けた・・・
脱力感と後悔。


シーバスと格闘している間に、サビキ釣り師が一人二人三人
と増えていき、リベンジのために残された場所はほんの少し。
しかも、シェードを思い切り照らされ・・・
それじゃ、たまにボイルしてる沖を攻めるかと思っていると、
目の前を横切って斜めに仕掛けを投入され・・・
挙句の果てに、「ここじゃ、サビキで釣れても、ルアーじゃ釣れんで!」
って・・・

リベンジに備えてPEラインに変更し、システムを組んでいたのだが、
気持ちが萎えたのでここは終了・・・


その後も、悪い流れは止められず、デカメバル狙いのボトムゲームで
またもやラインを切られる羽目に。
このときは、魚を底から一気に引き剥がすために、ドラグをきつめに
設定していたので、何も抵抗できなかった。
はぁ~っ。


ホントは今回の釣りはあまりに凹んだので、
釣行記を書くまいかと思ったのだけれど、こういう内容を
喜ぶ人もいるので(笑)


凹んだワタシを癒してくれたとってもイイヤツです♪