Someday-Somewhere!

海、川、山。自然の中で遊ばせてもらいながら、
その中で感じたことを素直に、写真と文章を通して表現していきます。

何かが違う!

2007-04-22 07:36:03 | ライトゲーム(メバル・アジなど)
今回は、久しぶりにバンダナさんと心地よい
アジの引きを味わいに上関へ。

まずは、水道に面する漁港でスタート。
ピノキャロで波止の内外をウロウロと探っていくものの、
反応がない。
来た!と思ったら、小さいメバル・・・
「お前じゃないっ!」


次は大きく移動して、小さな集落にある漁港へ。
なかなか良い雰囲気の漁港。
沖では、スナメリ(クジラの一種)の潮吹く音が。

実は、小学生から中学生の頃、この港から船でメバルや
タイを釣りに行ったり、ある砂浜に渡してもらって、キャンプ
したりと思い出のある場所なのだ。

渡船が来るまでの時間に港内の小さな波止で糸と針だけで、
ベラやサンバソウ(イシダイの子供)を数多く釣ったこと
なんかを思い出し・・・

ちょっとセンチな気分に・・・

浸る間もなく、再スタート。


背中に強い風が吹き付けてくる。
海面を滑るように舞ってる。
風に負けず、フルキャスト。

いきなり、いいアタリが!
しかし、上がって来たのは・・・メバル


うーーん。
レンジが合ってないのか・・・
ボトム付近へリグを落としてみる。

すると・・・


やっぱり、メバル(笑)



ふと、横を見ると、バンダナさんがアジを釣ってる
ではないか!!!

うーん。

根掛かり覚悟で、ボトムを這うようにトレース。

すると・・・



コイツ。




ムラソイ君登場・・・(かと思ったら、「キツネメバル」と
いうらしい。)


何かが違う!

きっと何かが・・・違う!


また、バンダナさんがアジを・・・
次はでかいメバルを・・・


なんとバンダナさんはジグヘッド単体で表層を
引いているらしい。

食いが悪いから、ボトムへボトムへと
考えていたのだが、まったく逆だった。

「アジ=ボトム」という公式に捉われてしまってた
自分に気がついて、ハッとした。



アドバイス通り、0.8グラムのジグヘッドで
超スローリトリーブしてくると・・・


ドーン!


久しぶりに良い型のメバルを釣った。
20センチ越えると引きの強さが全然違う。
ティップを気持ちいいほど引き込んでいく。



が・・・


この後、風はもっと強くなり・・・
正面にフルキャストしても、リグは真横に近い
角度から帰ってくるようになってきた(涙)

しまった!
PEラインなのが間違いだった。
(山陰メバルも頭にあったので、フロロからPEに変えていたのだ。)


今日、フロロラインに巻き変えたというバンダナさんは
ポツポツとメバル、アジを追加していく。

流石だ・・・
ラインの差もあるだろうが、腕の差が大きすぎる。
そして、魚を釣ることに対する、このひたむきさ。
パターンを読み取る観察眼。

今回もいろいろと勉強させてもらいました。
悔しいがしょうがない。
次に生かすしかない。

今、パソコンのキーを叩きながらも、海に行きたくて
うずうずしてる自分がいる。
家に帰って、冷静になると、「こうしてみればよかった」
といろいろなアイデアが浮かび、すぐにでも試してみたくなる。


いやー、釣りって、楽しいですね。


今回も楽しい釣りをありがとうございます。
また、アジング行きましょう。


最後の締めにバンダナさんの釣果プラスアルファの写真を。