ひとこと・ふたこと・時どき多言(たこと)

〈ゴマメのばーば〉の、日々訪れる想い・あれこれ

「疲れ目」のナミダでした。

2023-04-18 07:13:43 | 日記
近所の土手に数本の花桃の木があります。
毎年、花を楽しませて貰っていますが、今年は開花が早かっただけに見頃は終わってしまいました。
やがて葉が繁りますが、実は「桃」とは言えないほどの小さな固そうな実です。
吸い上げた栄養を花に使い果たしてしまうのかしら・・・などと考えながら花桃の木の下をゆっくり歩きました。

黄砂の心配も無くなり花粉の飛散も少なくなったので、洗濯物をベランダに干しました。
やっぱり外干しはいいなぁ、などと考えながら。
でも、お天気具合は、いまいち。
雲も広がっていますし、やや強い風も吹いています。

昨日は、都心に直径8ミリのひょうが降ったとか。
春は、けっこう荒れた空模様になることが多い様です。
「青春」がそうであるように。
「青春」などと言うコトバは、口に出すのも憚るほどに齢を重ねました。
〈青春ねぇ〉。
コーヒーを飲みながら過ぎ去った青春の日々を記憶の淵から呼び出そうとしましたが、浮かび上がっても来ません。
「過去」という蔵の中にしまい込まれてしまった様です。

『行春や鳥啼魚の目は泪.』
本日、私の目も涙をこぼしていました。
行く春を惜しむではなく、昨晩文字を見過ぎたせいでの「疲れ目」のナミダでした。
コメント
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