多摩川雑学事典 by元林徹(文と写真)

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「岸田派」は消えても「岸田系」で復活?…派閥解散で主導権握った岸田首相

2024-01-22 | 政治つぶやき 令和6(2024)
自民党の派閥解散ですが普段はトロそうな岸田、この件では機敏に動いて主導権をとっています。
一見唐突に見える派閥解散ですが実はかなりのインパクトがあって実際、影響も出始めている。

まず政治資金疑惑から左翼マスコミの追及の目をくらますことに成功。
検察はあっけにとられ、頭の悪い左翼は状況の把握すら追いつかないのでは?

これを「丁寧に説明」などとやっていたら、安倍政権時代の森友みたいに左翼マスコミに振り回され何か月も時間を費やすことになるでしょう。
安倍政権時代の森友や岸田政権での統一教会問題で左翼マスコミに振り回された経験から岸田、学習したのかもしれません。

次のインパクトですが左翼マスコミに目くらましをかけただけでなく、派閥解散に肯定的か否定的かで自民党を色分けするのに成功しています。
清和会や二階派が岸田派に続いて解散を宣言しましたが、解散に否定的な麻生派や茂木派は「守旧派」などと排除する口実ができた。

勘繰るなら派閥解散、派閥をなくすように見せかけて実態は派閥の枠組みを維持しさらには岸田系を強化。
こうして先手を打った「岸田風大政奉還」で、その影響は総裁選や総選挙に匹敵するかも?

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