多摩川雑学事典 by元林徹(文と写真)

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平和祈念式典を左翼の政治集会にするのか?…イスラエル大使不招待の長崎市

2024-08-09 | 政治つぶやき 令和6(2024)
米英の駐日大使が長崎市の平和祈念式典に欠席します。
式典にイスラエルを招待しないことが欠席の理由です。
ほかのG7各国大使も欠席し、日本以外のG7各国の大使がイスラエルを招かないことへの懸念の書簡を長崎市に送ったとか。

イスラエルの駐日大使を招待しなかったことについて長崎市は「式典を平穏かつ厳粛な雰囲気のもと円滑に行うため」などを理由に挙げています。
平たく言えばイスラエル大使が来れば反イスラエル・パレスチナ支持の左翼が騒ぐぞと脅しているようなもの。
こうした狡猾なやり方、保守系団体の集会をつぶすために自治体の小役人が使うことがありますが、そんな浅知恵、もちろん世界の主要国には通用しませんでした。

また英国大使は欠席の理由を、イスラエルを招待しないのは不招待国のロシアやベラルーシと同列に扱うことになるからとしていますが、これは婉曲丁寧な断り方。
本来なら「長崎市よ、オメエはハマスみたいなテロリストを支持しているんだろ」とストレートに言ってもおかしくない。

当ブログでは米軍による広島長崎への原爆投下については今回は触れません。
しかし長崎市のイスラエル不招待と各国大使の欠席によりG7各国、平和祈念式典は犠牲者追悼や平和祈念でなく、反イスラエルの政治集会と受け取っていることが明らかに。
広島ではG7が開催されたがこんな都市でG7など不可能では?

長崎市は国際問題を引き起こしたと言ってよく、さらに平和祈念式典を左翼の政治集会に変えようとしていると勘繰られても仕方ない。
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