多摩川雑学事典 by元林徹(文と写真)

名前の通り多摩川の話題ブログ。それとなぜか保守の立場から政治・社会も取り上げますのでこちらもどうぞ!

ゆずマーマレードを作る

2017-02-12 | 果樹・花木・庭木
作るなら実にハリのある年末頃のユズがいいのですが、岡山のユズでマーマレードを作ります。

ユズの皮をむいて中身と分けます。

皮を細切れにしますが包丁の千切りより調理ばさみの方が効率がいいようです。

細切れを水にさらしてアク抜きしますがあまりさらさない方がいい。

さらすというよりザッと洗うくらいで大丈夫では。

好みもあるがさらし過ぎると大人の味(?)の苦味が抜けて、お子様おやつ風の甘いだけの味になります。

後は中身をつぶして果汁をとりますが、ここで袋についているワタを丁寧にとればマーマレードが透明に仕上がります。

ただ手作業であまり丁寧にやるのは時給が1000円くらいの国では合わない。

果汁をつぶすのはイタリア製の手押し式柑橘搾り器を使用。

後はこの果汁で皮を煮ます。

果汁だけでは水分が足りないので少しだけ水を補います。

水が少ないと皮の焦げるにおいがして、これはまずいことになった! と焦ります。

ただこれで水を入れ過ぎると汁気が多過ぎて、具の少ない貧乏人の味噌汁みたいなマーマレードになります。

自家製だから皮がビッシリがよく、その方が味も濃い。

煮て皮の白みが消えたら砂糖を投入。

ユズの重さの3/4を目安にしていますが好みもあるでしょう。

皮が半透明になるまで煮詰めます。

保管法はほかで調べて下さい。

それと他の柑橘で作るマーマレードの話は別の機会に。

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悪徳グローバル企業

2017-02-12 | Weblog
反グローバルが世界の流れだということ、たびたび書きました。

反グローバルが言われだした頃はグローバリズムのイデオロギーに対する批判の形だったからそれほど広がることもなかった。

それが経済指標を挙げてグローバル化はウィンウィンどころか先進国と新興国を共倒れに資世界に貧困を拡散していると批判されるようになると、俄然その欠陥が知られるようになった。

そうしたグローバル化の害を具現しているのが悪徳グローバル企業。

ただその姿は見えにくく今一つ明確ではありませんでした。

それでも割合分かりやすいのがファーストフードで、世界各地のローカルな食べ物屋やカフェを駆逐し、低コストな輸入材料で現地農産物の市場を奪った。

経営哲学にしても各国独自の倫理観は反映されないから、表面上は株主の利益と称して結局は利益第一の金儲け主義に走る。

さらにここにきて移民排除に抗議して移民を優先雇用するなどというのもあらわれた。

見え透いた偽善で犠牲になるのはネイティブの雇用です。

金儲けと割り切れるうちはまだ我慢できたが、ここまでくれば独善的な価値観の強要です。

反グローバルとなるとどうしても政治に向かいますが、ローカルの経済を破壊するだけでなく価値観まで強要する、こんなのこそ悪徳グローバル企業では。

反グローバル保守、こうした悪徳グローバル企業排除も唱えるべきです。

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