今日体育館でトレーニングをしていたら、一人の女性からあるマシンの使い方を聞かれました。
地元の体育館に通い出してから5ヶ月が過ぎ、マシンのセットや使い方も手慣れた感じに見えたからかもしれませんね。
筋肉痛が出ないのも、荷重が軽過ぎてトレーニング効果薄いのではと心配になりますが、今日はちょっと右肩が痛い。
故障しないよう適度な負荷でやらないといけませんね。
ところで、スポーツ選手が「怪我」ではなく「故障」という表現を使うのが、何だか機械みたいで面白いです。
リチャード・デュファロ指揮オランダ放送フィルハーモニー管弦楽団(アラバスター)、篠崎功子(ヴァイオリン、あしの葉に)、沢井忠夫(琴、あしの葉に)、四戸世紀(クラリネット、東風、悪徳の栄えの四重奏曲)、安田明子(ヴァイオリン、悪徳の栄えの四重奏曲)、安田謙一郎(チェロ、悪徳の栄えの四重奏曲)、土屋律子(ピアノ、悪徳の栄えの四重奏曲)(FONTEC盤)
先日、武満徹を聴き、また色々日本人作曲家の曲を聴きたくなり図書館から借りて来ました。
松下功(1951~)の名前は知っていましたが、聴くのは初めてかもしれません。
「アラバスター」とは、彫刻の原石として使われる鍾乳石で、日本語で雪花石膏とのこと。
暗い鍾乳洞の中を歩いているような、神秘的でちょっと不気味感も漂う音楽です。
「あしの葉に」は、「葦の葉に 夕霧立ちて 鴨が音の 寒き夕べし 汝をば偲ばむ」という万葉集の防人の歌に基づく作品。
琴とヴァイオリンの静謐な音楽。
琴が分散和音的に奏で、ヴァイオリンがオブリガート的に絡む。
琴の音が日本情緒たっぷりで、古(いにしえ)に思いを馳せ、好きですこういう音楽。
3本のクラリネット(ここでは三重録音)による「東風」は、タイトル通り風をイメージした音楽。
息=風を吹き込むことにより音を生成するクラリネットから、楽音のみならず風のような音も出す、これも日本的美感による作品。
映画音楽として作曲された「悪徳の栄えの四重奏曲」は、その編成からメシアンの傑作「世の終わりのための四重奏曲」をもちょっと連想させます。
メシアン作品が宇宙を想起させる響きに対し、こちらは現世的で少しドロドロした感覚。
静かな音楽なのですが、何かもの凄く存在感があります。
いずれの作品も、暗めの響きでやや取っ付きは悪いかもしれませんが、美しい上質の音楽に思います。
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筋肉痛が出ないのも、荷重が軽過ぎてトレーニング効果薄いのではと心配になりますが、今日はちょっと右肩が痛い。
故障しないよう適度な負荷でやらないといけませんね。
ところで、スポーツ選手が「怪我」ではなく「故障」という表現を使うのが、何だか機械みたいで面白いです。
リチャード・デュファロ指揮オランダ放送フィルハーモニー管弦楽団(アラバスター)、篠崎功子(ヴァイオリン、あしの葉に)、沢井忠夫(琴、あしの葉に)、四戸世紀(クラリネット、東風、悪徳の栄えの四重奏曲)、安田明子(ヴァイオリン、悪徳の栄えの四重奏曲)、安田謙一郎(チェロ、悪徳の栄えの四重奏曲)、土屋律子(ピアノ、悪徳の栄えの四重奏曲)(FONTEC盤)
先日、武満徹を聴き、また色々日本人作曲家の曲を聴きたくなり図書館から借りて来ました。
松下功(1951~)の名前は知っていましたが、聴くのは初めてかもしれません。
「アラバスター」とは、彫刻の原石として使われる鍾乳石で、日本語で雪花石膏とのこと。
暗い鍾乳洞の中を歩いているような、神秘的でちょっと不気味感も漂う音楽です。
「あしの葉に」は、「葦の葉に 夕霧立ちて 鴨が音の 寒き夕べし 汝をば偲ばむ」という万葉集の防人の歌に基づく作品。
琴とヴァイオリンの静謐な音楽。
琴が分散和音的に奏で、ヴァイオリンがオブリガート的に絡む。
琴の音が日本情緒たっぷりで、古(いにしえ)に思いを馳せ、好きですこういう音楽。
3本のクラリネット(ここでは三重録音)による「東風」は、タイトル通り風をイメージした音楽。
息=風を吹き込むことにより音を生成するクラリネットから、楽音のみならず風のような音も出す、これも日本的美感による作品。
映画音楽として作曲された「悪徳の栄えの四重奏曲」は、その編成からメシアンの傑作「世の終わりのための四重奏曲」をもちょっと連想させます。
メシアン作品が宇宙を想起させる響きに対し、こちらは現世的で少しドロドロした感覚。
静かな音楽なのですが、何かもの凄く存在感があります。
いずれの作品も、暗めの響きでやや取っ付きは悪いかもしれませんが、美しい上質の音楽に思います。
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