golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

ヴォーン・ウィリアムズ「南極交響曲、第8番」ボールト

2013-06-16 18:38:57 | Weblog
最近、飲んで遅くなる日々が多く、更新が滞っております。

昨日も、久しぶりに会った友人と12時過ぎから夜まで飲み。

1軒目、昼間から空いているチェーン店の居酒屋に入ったのですが、昼食メニュー程度しか無し。

昼食とビールはすぐ出て来たのですが、枝豆すら散々待たされ、ツマミもメニューに載っているものでも、何が出来るかは注文してみないと分からないと言う。

こういうの困っちゃうなあと思う反面、面白いなとも思う私。

しかし、やはり不便でもあるので、定食(+散々待たされた枝豆)に3杯ほど飲んで次の店を探す。

昼間から飲める店などいくらでもあると思いきや、探す時には意外に見付からず。

ちょっと歩いて、そのものズバリ、「昼から飲める居酒屋」という看板を見付けて入る。

ここで夕方まで。

お店を出ると、ちょうど良いことに(?)前がラーメン屋さん。

「ラーメンでも食ってく?!」

結局、ラーメンは頼まず、餃子をツマミにまた何杯か飲む。

トータルで結構飲みましたが、7時間ほど掛けて!だったので悪酔いはせず。

しかし、さすがに今日は日中ほとんど寝ておりました。

ノーマ・バロウズ(ソプラノ、南極交響曲)、エードリアン・ボールト指揮ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団、合唱団(南極交響曲)(EMI盤)

先日、初めて聴いたヴォーン・ウィリアムズの交響曲は、「海の交響曲」だったか、「南極交響曲」だったか?と書きましたが、久しぶりにこの曲を聴いていて、南極の方だったに違いないと妙に確信致しました。

想像する南極のイメージが、すんなりと、しかし、鮮烈に浮かんで来る音楽。

小学校?中学校?で習ったアムンゼン、スコットの南極点到達。

アムンゼンとスコットが合同で南極点に到達したのだと長い間誤解しておりましたが、実際には両隊はライバル。

南極点に先に到達し、無事帰還したノルウェーのアムンゼン隊。

南極点到達に遅れを取ったのみならず、帰路全滅したイギリスのスコット隊。

この悲劇の人を描いた映画「南極のスコット」を再構成したのが「南極交響曲」。

ウィンド・マシンやオルガンも入るダイナミックで、映画音楽らしい親しみ易さのある曲で、悲劇性よりは自然のスケール感や美しさが全面に出た作品。

じめじめした梅雨に清涼感をもたらしてくれます。

ボールトの指揮は、格調を保ちながらもダイナミックで、ノーマ・バロウズの透明な美声も体感温度を下げてくれ、この時期最適です。

第8番の第1楽章は、「主題の無い変奏曲」。

エルガーの「エニグマ変奏曲」といい、イギリス人はこういうの好きなのでしょうか。

やや小規模でヴォーン・ウィリアムズの交響曲の中でもやや地味な存在かもしれませんが、どことなくユーモアもある穏やかな親しみ易い作風。

第2楽章が管楽器のみによる構成というのもイギリス音楽らしいし、同じくイギリスらしい弦楽のみによる第3楽章も夢うつつの美しさです。

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