一寸の虫に五寸釘

だから一言余計なんだって・・・

天一保

2010-01-11 | 飲んだり食べたり
『アバター』を観た後はやはり麻婆豆腐。

「麻婆豆腐」は最初にレシピを開発した四川のお店のおばあさんがあばた面だったので「麻(あばた)の婆さんの豆腐」というとおり名がそのまま名前になった、というのは中学の担任の受け売りなのですが、ネットなどを見る限り、あながちウソでもないようです

ということで、六本木ヒルズの天一保(店名表示は「保」の下に「火」)へ。
いつも迷うのですが、ケヤキ坂に抜ける路地風のところにまとまってある中華の店の一つ。

土鍋で出す料理が名物らしく「土鍋麻婆飯」をいただく。



唐辛子がこれ見よがしに入っているので、唐辛子一発勝負系の単調な味かなと思ったが、きちんと山椒も効いて複雑な辛味を出してます。
ご飯が足りなかったら単品の麻婆豆腐+ご飯のほうがよかったかなとおもったけど、ご飯のボリュームも十分でした(逆に単品より麻婆豆腐が少ないか・・・)

店のデザインや土鍋などの出し方に凝るところは際コーポレーション風だな、と思って帰って調べたらやはりそうでした。

まあ、六本木ヒルズでランチを1000円以内で食べられてあの味なら十分満足だと思います。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『アバター』

2010-01-11 | キネマ

TOHO CINEMASが

末尾が「1」もしくは「4」の「お年玉付き年賀はがき」をお持ちの方は、該当の年賀はがき持参で、1月9日(土)~2月28日(日)の期間中、1000円でご覧頂けます。

という太っ腹なキャンペーンをはじめたので、それに便乗して観に行きました。
でも3Dの追加料金300円は別にとられる(仕方ない)のと、ネット予約は対象外(確認しようがないもんね)というので、早起きして六本木ヒルズまで。

一言で言うととても面白い映画です。
ジェームス・キャメロンが3Dの映画を作りたくて作りたくて、力を入れたって感じがつたわります。
ストーリーやシーンや小物がいろんな映画からのいいとこどりのてんこ盛りです。

自作ではターミネーター、タイタニック、エイリアン(シガニー・ウィーバー!)、他の監督の作品ではロードオブザリング、もののけ姫やナウシカも入ってる、それにLOSTもちょいとはいってます(LOSTではちょっとだけ出てきたアナ・ルシア役の女優が出てて懐かしかった)。

まさにおせち料理か幕の内弁当のような豪華さで、それを破綻なくまとめるところがさすが巨匠です。

作品世界がどうとかテーマがどうとか言う前に一流の娯楽作品です。
(それを言い出すと、鯨油のための捕鯨船の補給基地を目当てに黒船で押し寄せたペリーとか、石油資源確保で侵攻したイランはどうよ、なんて話になってしまいます。でも、そういう戦争ってアメリカにとっては従来型の二次元の世界だけど、相手方にとっては瞠目の3Dというようなかんじだったんでしょうね)

3Dですが、あまり極端に何かが飛び出て来ることもなく、スクリーンの中ですべてが展開している抑え目の演出です。
これくらいがリアリティがあってしかも疲れなくていいかも。
このへん、これからは3Dしか撮らないと豪語するジェームズ・キャメロンとしては「普通の表現」にこだわりたかったのかもしれません。
草むらを書き分けて走るというような小さなところのリアリティは大事です。
3Dが進むと、都会モノより自然モノのほうが増えるかもしれませんね。

キャンペーン割引の800円はポップコーンやら飲み物やらで回収されてしまったのですが、満足度は高かったです。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする