原作は未読だけど、これだけは分かる。
作者は天才だと。
バキの作者の娘さんなんだってね。
本作は、ただの青春群像劇ではない。
一言では表せないほど奥が深い。
大人向けの教科書と表現するのはどうだろうか。
どういうことなのかは実際に見て理解してもらいたい。
子供には理解できないだろうな、という懸念はあるが
多くの人に視聴してほしい作品だ。
もっと評価されるべき。
アニメの作画が3DCGというのも興味深い。
キャラクターが動物人間というファンタジーなので、CGでも違和感がない。
いや、あえてCGにすることで異形のもの感が出ているのかもしれない。
こいつらは人間ではないんだよ、と。
動物のかわいらしさ、恐ろしさ、それらを目の当たりにしながら
人間の立場に置き換えて考える。
これはもう、ほとんど哲学だね。
本当にすごい作品だ。
BEASTARS 1 (少年チャンピオン・コミックス)
BEASTARS(15) (少年チャンピオン・コミックス)