チラシの裏

当ブログでは、主観を重視した文章がエターナル。 裏と表が合わさり最強に見える。

電脳コイル

2015年03月18日 20時16分22秒 | 2006~2015年の名作アニメ
もっと評価されるべき傑作アニメを、極力ネタバレ無しで紹介します。





電脳コイル
アニメーション製作:マッドハウス
放送期間:2007年5月~2007年12月
話数:全26話





あらすじ(Wikiより抜粋)

202X年。「電脳メガネ」と呼ばれる眼鏡型のウェアラブルコンピュータが全世界に普及して11年。

「電脳」と呼ばれる技術を使ったペットや道具が存在し、インターネットも「電脳メガネ」を使って見る時代。

ヤサコこと小此木優子は、金沢市から大黒市に引っ越してきた。

引っ越し早々に、ヤサコは謎の電脳生物イリーガルに遭遇する。

電脳ペットのデンスケは、イリーガルからヤサコを守ろうとして古い空間に迷い込んでしまう。

それを救ったのが「電脳探偵」を名乗るフミエだった。

これをきっかけに、ヤサコは電脳探偵局に入会する。

その夜、ヤサコは自分の幼い頃の絵日記に「4423」の文字と鍵穴のような絵を見つける。

さらに、夢の中の鳥居が連なる階段で「僕は4423、君の兄だ」という声を聞く。

翌日、ヤサコは転入した大黒市第三小学校でフミエと同じクラスになる。

ところがその日の放課後、彼女らは市が導入している電脳空間のウイルス駆除ソフト「サッチー」に追われる。

そしてそのどさくさのなか、デンスケが謎の少女に誘拐されかける。

コイル電脳探偵局の主であるメガばあは、その少女の調査をフミエらに指示する。

どのようにして少女を捜し出すか、思案にくれるふたりのまえに、もう1人の転校生として現れる少女。

彼女こそが件の謎の少女、イサコこと天沢勇子だった。





ジャンル(ネタバレなし)

SF

謎解き・ミステリー

ホラー・サスペンス





見所・特徴

作画 作画の鬼 電脳コイル版2.0

クライマックスの盛り上がり





注意点・解説

独特のSF設定は少し分かり難い。

分かり難いからこそ不気味さが引き立つとも言える。

幼少期に見たらトラウマレベル。


終盤の展開で泣ける。

ボロ泣きで恥ずかしいので1人で見るべき。





おすすめ度:★★★★☆

大人が見るなら★★★★★





電脳コイル



ノエイン もうひとりの君へ

2015年03月18日 20時15分59秒 | 2005年以前の名作アニメ
もっと評価されるべき傑作アニメを、極力ネタバレ無しで紹介します。





ノエイン もうひとりの君へ
アニメーション製作:サテライト
放送期間:2005年10月~2006年3月
話数:全24話





あらすじ(Wikiより抜粋)

無限にある時空の内の一つ、この世界から見ればなり得るかもしれない、15年後の世界の中の一つ「ラクリマ時空界」は、

別の時空「シャングリラ時空界」と恒常的な闘争状態にあった。

地上は荒廃し、人々は地下での生活を余儀なくされている。

「竜騎兵」たちは超常的な戦闘能力をもって、シャングリラから送り込まれる兵器・遊撃艇を撃破する。

しかし、ラクリマの劣勢は誰の目にも明らかだった。

かくして竜騎兵に、シャングリラの侵攻を防ぐ切り札「龍のトルク」の奪取が命じられる。


現代、夏。

函館に住む小学6年生上乃木ハルカは、友人たちとともに残り少ない小学生生活を満喫していた。

唯一の気がかりは、中学受験を母親に強いられ、ストレスで押し潰されている幼なじみ後藤ユウのこと。

そんなハルカの前に、黒いマントをまとった一団が現れる。

彼ら……ラクリマから転移してきた竜騎兵たちは、ハルカを「龍のトルク」と呼んで付け狙う。





ジャンル(ネタバレなし)

SF

バトル・アクション

タイムトラベル





見所・特徴

バトルシーンの作画 ノエイン 作画集

本格的なSF設定





注意点・解説

あえてキャラクターデザインの作画を統一していない。

各話毎の作画監督が自分の好きに描いている。


俺には無意味なこだわりに思えてならないが、どんな利点があったのだろうか。





おすすめ度:★★★★☆

キャラデザの作画が統一されていたら★★★★★





ノエイン もうひとりの君へ



ログ・ホライズン2 第23話「アイザックとイセルス」

2015年03月15日 12時27分08秒 | アニメ全般
今回の話もかなり良かった。

NHK枠のアニメは、本当に当たりが多いな。

作画は微妙だが、アニメ作品としての構成が非常に上手い。

スタッフがベテランなんだろうな、と予測できてしまうほど抜群の安定感を誇っている。


いくら原作が面白くても、アニメ化したときに劣化するケースが多いことは周知の通り。

1話30分のテレビシリーズ作品に落とし込むときに、

起承転結をどう収めるか

アバン、Aパート、Bパートの配分をどうするか

引きはどうするか

全話通してのバランスをどうするか

たったこれだけでも構成力が問われることになる。

視聴者に見てほしい要素を上手い具合に構成して行かないと、視聴者に安心感を与えることは難しいだろう。

安心して見続けられるアニメというのは、視聴者が見所を理解し易いアニメだと言える。


キャラの掘り下げも上手く描かれているね。

尺が十分に取れるから、という理由もあるだろうが

サブキャラクターのエピソードがあると無いとでは、ストーリーの厚みが全く違って来る。

アイザック君がこんなにカッコイイ奴だとは思わなかったわ。

BDで作画修正とかあるなら買ってもいいぞ。

ログ・ホライズン2 第22話「異邦人」

2015年03月14日 01時04分16秒 | アニメ全般
核心に迫って来た。

ずっとファンタジー作品かと思っていたが、実はSF作品なのかもしれない。


今までは、

・ゲームの世界に入ってしまった

・異世界に飛ばされてしまった

・現実とゲームの境界が曖昧になった

・現実世界がゲームに侵食された

という解釈で見続けて来たのだが、今回のロエ2の手紙を見て考えが一転した。

人間の人格などが何らかの手段によってデータ化され、ゲームのシステムが組み込まれたサーバーにコピーされた

なんていうことを推察した。

「ゼーガペイン」だね。


死亡すると記憶の一部が失われる = 死亡すると記憶のデータが消える

と置き換えれば納得できそうだ。

ゲームの世界である以上、データで構成された世界なのだから、やはりSF説が有力だと思う。


ファンタジー風に表現するならば、夢の中の世界に迷い込んでしまったということだろう。

夢から覚めたとき、肉体は無事なのかということと、記憶は維持しているのかということが課題になりそう。

RO スカラバボム

2015年03月13日 01時27分04秒 | ネトゲ:ラグナロクオンライン
DD実装当初に少し遊んだだけで、それ以降全くやっていなかった。

ホワイトチョコもやってないし、鬼丸もまだ作っていない。

鬼丸を作るためには面倒くさいクエストのクリアが必要なので、時間があるときじゃないと無理だな。


職場のRO仲間が「ホールでボム一確狩りすると美味いよ」と言っていたのを思い出したので



スカラバホールでフェイントボムをやってみた。


SSを撮ろうとして画面が止まって床ペロしたので時給は計っていないが

ドロップ無視でハエ飛びをすれば経験値効率は良さそうだな。


まず、スカラバ全種一確が最低条件。

サーフェイスペイントとハエの羽をどれだけ積載できるかで効率が変動すると思われる。


俺の装備とステータスはこう。



ベースLVは160、ジョブLVは58だ。

注目してもらいたいのは、武器にカードが挿さっていないこと。

実際は、これでは一確にならない。

なので、この状態でDEX+10料理を使用して一確を達成させている。(DEX130+29+10=DEX169)

DEX+10じゃなくても一確可能だが、ラグ缶産のものが余っていたのでこれを利用。

料理を使いたくなければ、武器に「カホカード」か「キャラメルカード」を挿せばいい。


STRが高ければ「紅炎のツインエッジ」と盾装備で安定するのも良いだろう。

アホみたいにトレインしたりしなければ、盾無し回復アイテム無しの「優しい心」頼りでも余裕だが。

東京喰種√A トーキョーグールルートA 第9話「街望」

2015年03月13日 01時10分10秒 | アニメ全般
今回は神回。

今回だけはグッジョブ。




そもそも原作が素晴らしいエピソードを描いているから、というのもあるが

今回はアニメならではの絵と音で魅せてくれた。

魔猿と黒狗が好きすぎてつらい。


毎回このクオリティだったらBDを買っていたかもしれない。

本当に勿体無いアニメ化だな。

アニメオリジナル展開を売りにしているのに、高評価だったのは原作エピソードだったという。

蒼穹のファフナー EXODUS 第9話「英雄二人」

2015年03月12日 12時20分03秒 | アニメ全般
鬱展開ばかり目立つけれど、「ファフナー」の魅力はやっぱり、熱い王道展開だよね。

Bパートの怒涛の展開には、画面から目が離せなかった。


シナリオの熱さに関しては第1期やスペシャル、劇場版もそうだったが

今回は作画も安定して綺麗だな。

第1期はお世辞にも作画がいいとは言えなかった。


今回は分割2クールという話もあり、気合の入り方が半端じゃない。

戦闘シーンの見せ方が素晴らしい。

特にカメラワークが凝っていて、動きからスピード感や迫力が伝わって来る。

背景も美しく、画面を一時停止してもそのクオリティの高さが分かる。


ニヒトのダークヒーローっぽいカッコ良さがたまらないね。

今回は戦闘シーンが見所の一つになっているので、ファフナーの動きがかなり目立つ。

ザインとニヒトのチート性能っぷりを見ると、持ち上げて落とす不幸な結末しか思い浮かばないが・・・。

PERSONA3 THE MOVIE #2 Midsummer Knight's Dream

2015年03月11日 03時00分13秒 | ゲーム:アニメ:ペルソナ
前回と同じく、劇場で見ていないのでBDを購入。

前回よりも見所が多いと感じた。




ネタバレあり感想。




アイギス登場。

なるほどなー。

やっぱりいいキャラしてる。

戦闘シーンの作画は激しく動いていた。

人外だからこそのバトルアクションなのかもしれないが

ペルソナのアニメでここまで動くキャラは初めてだ。


荒垣がエプロン姿でコロマルに料理を振舞っているシーンで、アイギスがこっそり観察していたところは吹いた。

まさかのベイベベイベが流れる。

荒垣は汗だらだら。

みんなが帰って来たらサッとエプロンを隠す。

ここはマジで笑った。

こんな優しい日常がずっと続けばいいのに・・・。


コミュは一枚絵のダイジェストだけだった。

そこが劇場版の残念なところだな。

テレビシリーズでしっかり尺を取って描写してほしかった。


ラストシーン。

結末が分かっていても悲しいものは悲しい。

逆に、初見の人は感情移入する前に退場されてしまって、印象が薄かったかもね。

テレビシリーズでしっかり尺を以下略。


真田覚醒イベントまでやると思ったがやらなかったな。

鬱な雰囲気のまま終わってしまった。

#3 Falling Downではどこまで進むのだろうか。

幾月が本性を現すところまでやるのかな。

あとは4章でエリザベス戦をやるのかどうか。

P4Aみたいに本編ではやらずに、BDの映像特典でというのが妥当か。

デス・パレード 第9話「デス・カウンター」

2015年03月07日 23時56分17秒 | アニメ全般
8話から続いての2話構成。

シリアスで重いエピソードのため、終始鳥肌もの。

櫻井孝宏さんと藤原啓治さんの演技が白熱していて、キャラクターの感情が刃物のように突き刺さった。



ネタバレあり。



辰巳が島田を過剰に煽ったのがよくわからない、という視聴者も少なくなかったようなので

俺なりの解釈を書いておく。


辰巳は島田のことを認めていた。

島田は自分と同じタイプの人間だと。

だから島田に殺されたことも、結果的に復讐が叶って良かったじゃないかと納得していた。

そんな島田が、死後の世界とは言え復讐の感情を捨てようとしたことが許せなかった。

悪い人間には罰を与えることが正しい姿だと煽り立てた。

結果、耐え難い苦痛の中で、復讐心を再燃させた島田の姿を見て満足した。