to fall heir toで、「財産を相続する、遺産をもらう」。アメリカ、イギリスともによく用いる。やや文語的な表現。to come into a fortune, to inherit a fortuneと同じ意味で使われる。ここではheirは無冠詞で使われる。
今日のGetUpEnglishでは、この表現を学習しよう。
○Practical Example
"Kazutoshi has really come up in the world lately. He seemed to make a killing in the stock market."
"Or perhaps you fell heir to a fortune?"
「和俊のやつ、最近ほんとに羽振りがいい。株で大もうけしたみたいだ」
「あるいは大変な遺産が転がり込んだのかもしれないな」
to come up in the worldで、「出世する、羽振りがよくなる」。この表現も、いつかGetUpEnglishで紹介したい。
●Extra Point
次の例のように、fallに「落ちる」の意味を持たせたり、windfall(たなぼた)と組み合わせたりする。口語では、このようなblack humorとともに用いられたりする。
◎Extra Example
"Suzanne’s rich secret lover fell off a cliff, so she fell heir to a fortune."
"It was really a windfall."
「スザンヌの金持ちの愛人が崖から転げ落ちて、彼女のところに遺産が転がり込んだんだ」
「まさに棚からぼたもちだったな」