NHKラジオ講座を3か月間欠かさず聞いたという奇跡(2012.3.21)

2012-03-21 23:11:29 | Weblog

 *左のラジオは古いですよ。1975年ごろ、すなわち35年ほど前のラジオです。SONYです。今も全く問題なく動きます。右;ラジオ講座テキスト。
 
NHK第2放送のラジオ講座を聞ききったということは、奇跡のことのようです。中学校のころ、基礎英語講座、社会人になってのロシア語講座など、何度かテキストを買って挑戦しましたが、1か月と持ちませんでした。
 
NHKカルチャーラジオ・歴史再発見“シルクロード10の謎”というラジオ講座です。週一回30分の番組です。2012年1月~3月、10回の放送でした。
 
講師は、元NHK「旧シルクロード」取材班団長の中村清次さんです。
 
そもそも本屋でテキストを見つけた時、ラジオを聞こうということでなく。テキストを読みとおそうと思っていたのです。それが10回連続でラジオを聞いたのです。

 テレビ番組のように、テキスト(本)に載っていない映像、カラー画像、音声があるわけではありません。ほぼテキストに書かれていることを読まれるだけです。シルクロードの地図さえ、ラジオ番組の中では表すことができません。
 
それでも聞き続けたのは、テキストの漢字が読めなかったからです。大のおとなですが漢字が読めないのです。シルクロード時代の、土地名、人名などなどの中国語読みをラジオ放送で初めて知ることが少なくなかったのです。鉛筆片手に書き込みながら聞いていたのです。小馬鹿にしていたかもしれないラジオ講座の意味を知りました。

 むろん「敦煌莫高窟と法隆寺」「楼蘭の美女」「“さまよえる湖”(ロプノール)の謎」といった、ワタシの関心事の世界であったことによるものでしょうが、最近の研究成果、研究の第一線を紹介されながらの講座であったことが、興味を続けることができた理由でしょう。大変おもしろい講座でした。

 昨年、シルクロードを長安(西安)から西へ敦煌まで走ってきましたが、その先、シルクロード全行程を列車で通りぬけたいと思っているのです。

 講座は、火曜日午後8:30~9:00(再放送水曜日午前10:00~10:30)でした。その時間に忘れることなく聞いたのは、要するに、他にすることがなかったからでしょうね。

【おまけ】
*暇ネタにお付き合いいただいたお礼に、当地・春日部・庄和の空き地に見つけた春のきざしを載せましょう。