国立新美術館でジョージア・オキーフの絵そっくりのビスケットを買った(2011.10.8)

2011-10-08 22:00:55 | Weblog

*この美術展は2011年9月28日~12月12日 

 昨日(107日)午後に、東京・六本木で人に会う用事がありました。久しぶりのせっかくの東京だったので、早めにでかけて、国立新美術館で時間をつぶしたのです。

 たいして観たい美術展があったわけではありません。ただアメリカ好き少年だった私は、<モダン・アート・アメリカン>というタイトルと、ポスターのエドワード・ホッパーの絵にぐらっときたのです。

 一緒だった家人は、そのタイトルを見て<私はお茶飲んで待っている>と、去っていきました。

 フランス印象派の展覧会のように、わが家でみる新聞に大きく宣伝されることはありません。主催のひとつに読売新聞社の名前がありました。シルバー割引なしの1500円。平日のお昼ですいていました。

*この美術展で配れていた子ども向きの解説パンフレット。この種の美術展に子ども向きのパンフレットがあるのは珍しい。大人のワタシが丁寧に読みました。

 米国ワシントンDCにあるフィリップス・コレクションという名の美術館からの展示です。

 小ぶりの絵が多かったのですが、なかなかの美術展でした。むろん、私の知っている画家は少なかったのですが、こうして新しい画家さんの名を覚えるのです。

 タイトルの<モダン・アート、アメリカン>から予想していたものとは全く違っていましたが、<珠玉のフィリップス・コレクション>は、まぎれもない美術展でした。

*右;アーサー G.タヴの<赤い太陽>(1935年)、左;ワタシの好きな小野竹喬の<日本海>です。

 エドワード・ホッパーの絵は、ポスターに使われている<日曜日>(1926年)と、すっかり画風が違っていた<都会に近づく>(1946)の2枚。

 ジョージア・オーキフも好きなのですが、4枚ありました。ワタシの知ってるジョージア・オキーフとは全然違っています。それからグランマ・モーゼスが1枚(1944年)。好きでもなんでもないのですが、マーク・ロスコが小さい絵が一枚(1968年)。

 

 美術展だから写真は撮れないし、豪華カタログも買わないし、いつものように絵葉書を少し買って終了です。

 今、絵葉書買えばよかったと後悔しているのが、グランド・キャニオンを描いた抽象画、ヘレン・フランケンサーラーの<キャニオン>(1965年)。わけのわからない、どこがグランド・キャニオンなの?と思ったのですが。

*ジョージア・オキーフのこんな自然を描いた絵が好きでした。

*右;オキーフが描いた自然の官能とコメントが入っていますが、自然の官能ってなんでしょう。この絵ジョージア・オキーフの<葉の形(Patern of Leaves)>(1924年)から、作られたビスケットを売っていました。

 

 いつものように、出口の売店を楽しみました。

ジョージア・オキーフの絵の題材をそっくりビスケットにして売っていたので、買ってしまいました。500円です。アホみたいな話ですが、美味しかったのが救いです。

  すかさず、こんなビスケットを作って売り出す、アイデアというか商魂というか、面白く素晴らしい。

(品名;オキーフのビスコチート、製造者;TAKIBI BEKERRY、(有)ユニフレックス)


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