小学校の桜は残った、春日部市の南桜井駅周辺開発と街路樹植栽計画(2011.2.9)

2011-02-09 22:10:08 | Weblog

*この道路が広がります。左が桜川小学校。校庭端の桜の並木は、残って遊歩道の桜並木になると説明されました。

 春日部市の旧庄和町の前身は、南櫻井村です。だから駅名は、南桜井駅です。
 なぜ南桜井村であったのか知りません。桜の木がたくさんあったのでしょうか。

 全国、小学校の校庭に桜は欠かせません。入学式、新しい学年になる始業式の背景に、今が盛りと満開になる桜は、皆の気持ちを高ぶらせます。子どもたちの胸はふくらむのです。

 この町、春日部市立桜川小学校にも、校庭の南端に見事な桜の木があります。
 3年前だったか、道路拡幅計画で学校の桜の木が伐り倒されるという話が出てきました。でも、いつ倒されるのか、わからない、役所に聞いてもわかりませんでした。

 その後、春になると、気持ちの中に、今年が最後のお別れかもしれないと思いながら、お花見会が開かれてきました。学校は地域の住民とお花見会をやってきたのです。

 それが、先日の役所の計画説明では、地域の方の要望を受けて、桜の木を切らずに、遊歩道的に、桜並木を残しながら、道路拡げて行きます、と明言しました。
 ただ、“交差点にあたる一本だけは切らせてもらいます、その代りの桜を植えさせてもらいます”と。

*この桜の木一本だけ切り倒されます。この桜の木で、記念の何か作りたいな、との声が上がっています。

 学校やPTA関係者には、その決定はすでに伝わっていたようで、倒される桜の木で、記念に何か作れないかな、と話し合っているようです。

 太い大きな桜の木です。みゅーこさんは、コカリナ、たくさんのコカリナができるな、と。私も、枝の少しももらって、何か作ってみたい。みんなで考えてみたいな、と思います。

 街路樹の植栽計画も説明されました。こう言われたようにメモしています。
 南桜井駅南口側道路は、ヒトツバタゴ(別名;なんじゃもんじゃ)。
 南口側広場には、カンヒザクラ。
 北口側道路と広場は、アマノガワ(桜の一種?)。この桜は、枝が横に広がらず、箒状にまっすぐに上に伸びるそうです。
 ナチュラリストのワタシですが、どんな樹なのか、よくわかりません。どこの山から抜いて?くるのでしょう。

  【おまけ】

*今の南桜井駅南口前、駅ビル1階の食堂、本屋さん、コンビニと変わっていき、そして閉鎖されて、ずいぶんたちます。今、シャッター店です。起死回生の駅前整備再開発が不可欠なのでしょう。

*1983年(昭和58年)3月17日です。家人と3人の子どもらと、最後の南桜井駅舎で記念写真です。今、問題とされる自転車に子どもふたり乗せる3人のりは、しごく普通の子育てでした。

*27年前です。私がこの町に引っ越ししてから、6,7年たった頃です。今の南桜井駅舎が出来る前の、先代の南桜井駅の最後の日の姿です。その頃、は南口の方がメインで、にぎやかでした。今は、反対です。南口側は、シャッター通りに近いと言っていいでしょう。こんどの駅周辺整備計画では、どうなるでしょう。