ワーカーズ・コレクティブな千葉県野田市の“紙ふうせん”で野菜ランチ(2011.1.12)

2011-01-12 12:13:34 | Weblog

 ちょっとした事情もあって、昨日(1月11日)のランチは千葉県まで遠征しました。
 といっても隣町です。自分の街・春日部市中心部より近いかもしれません。ウチで、“旧庄和町にカフェがほしいね”とか、“コミュニティ・カフェ”が話題になって出かけたのです。旧庄和町の女性たちには、知っている人も多い所かもしれません。その日も、20人ほどの庄和の女性グループが会食していました。知人もいました・・・・。

 野田市です。電車では、東武野田線愛宕駅近く、クルマでは流山街道沿いで、愛宕神社直近です。駐車場も10台はとめられます。

 レストラン、カフェ、野菜が中心の商店、リサイクルショップのお店です。貸スペースもあります。女性たち共同で運営しているようです。

 生活クラブ生協が中心の“ワーカーズ・コレクティブ”のお店です。
 “旬の食材・素材の持ち味を生かした手作り料理の提供。食材は地場野菜をはじめ、米・肉類、卵、調味料にこだわりを持って安心できるものを使用しています”と書いてありました。弁当、総菜、の仕出し・配達・配食サービスもやっているようです。


 ランチをいただきました。うす味、野菜中心で“ワタシ向き”だったでしょう。美味しかったのですが、私を野菜攻めにしている連れの家人の“しょうが焼き”ランチの方が美味しそうでした。コーヒーを頼むと何杯でも飲めることが私にはうれしい。

*左のパンフレット“農をまんなかにした事業の事例集<ちば=おもしろ農業マップ>が楽しい。

 美味しいコーヒーを飲みながらチラシ・ラックに手を出します。
 千葉県のNPO活動や市民活動のパンフレットなど情報もたくさんあります。お隣の春日部市や埼玉県側の市民情報は、さすがに全く置いてありません。
 太い県境が間にあるのです。
住民の生活には関係ないはずなのですが。

  【おまけ】

*ワタシの住む、春日部市の旧庄和町エリアは、千葉県北部の下総(しもふさ)台地の西側の端っこです。昭和28年に江戸川を広くする前、古くは江戸時代に利根川を江戸に通じさせる交通路のために江戸川を開削する前には、生活環境・生活文化が、今の千葉県野田市側と同じだったでしょう。旧庄和は、野田文化圏(あるいはキッコーマン文化圏)だと思うことがあります。東からの香取神社勢力圏と西からの氷川神社勢力圏の違いも一例です。今は、春日部市です。新住民のお父さんには、東京への通勤通学電車の乗り換えが春日部駅なのです。

*江戸川をはさんで、宝珠花地区は、春日部市の西宝珠花と野田市の東宝珠花に分かれてしまいました。同じように、西金野井(春日部市)と東金野井(野田市)、西親野井(春日部市)と東親野井(野田市)、その他、幸手市と野田市、吉川市と流山市、三郷市と松戸市の間にも、同じ地名の泣き別れが見られます。

*松尾芭蕉の句碑、読めますか?

*“紙ふうせん”で食事をして、近くの愛宕神社にお参りしました。境内に、松尾芭蕉の句碑があります。野田市で3番目に古い句碑だと書いた立札がありました。文政11(1828)年、松尾芭蕉がここに来て詠んだのだろうか、それとも後に、門人・ファンが建てたのでしょうか。

 *“百年の気しきを庭の落葉かな”。わかったような、わからんような、です。“気しき”がわかりません。