池に花咲いて、今モネの睡蓮の季節<直島・倉敷・岡山の旅①>(2009.6.11)

2009-06-11 23:25:25 | Weblog

*鮮やかな睡蓮の季節ですが・・・。

 先日(6月7日)、姪のウエディング・パーティのために、岡山に<帰ってきました>。せっかくだからと、7,8年ぶりに直島、40年ぶりに倉敷へ小旅行になりました。

 進研ゼミのベネッセ(福武書店)がやっている、アートの島<直島>は、地中美術館がお目当てでした。

 岡山駅から、宇野線宇野駅へ。そして四国汽船のフェリー20分ほどの船旅。直島の宮之浦港に待っている町営バスに乗ります。島の狭い家並みを抜けて海岸線に出て、山に登っていきます。
 終点が、地中美術館のチケット売り場です。2000円はちょっと高い。まず集められ見学の諸注意を聞いて、ようやく出発。少し登って、山腹を掘った地中の美術館(だから建物はすべて地中に埋まっています)、に着きます。

*地中美術館(ネットの写真)

 地中美術館は、2004年にオープンしました。 1999年にベネッセが購入した、2m×6mの大きさの、クロード・モネの「睡蓮の池」を展示するために作られた美術館だそうです。

*壁画のような<睡蓮の池>、写真撮影は厳重に禁止、カメラもとりあげられます。だから、ネットの写真です。

 <この作品を直島的に解釈して広げていこうという意図がから構想されました>、<19世紀の印象派の画家というイメージが強いモネですが、最晩年の活動は「現代」の作家として解釈することができるのではないか、モネの新しい見方を提出してみよう、そう考えました>、<地中にありながら、自然の光をうまく採り込んで、季節が変われば光が変わる、天気が違うだけでも空間が激変する>(秋元雄史・地中美術館長;引用)

 地中に作られた空間でありながら、自然光だけで、壁画のようにぐるりと、モネの<睡蓮>をみることができます。ただ、最晩年の<睡蓮>だからなのか、私の知っている<睡蓮>に比べて、ぼんやりした<睡蓮>だった。<ちょっとちがうなあ>と。

 地中美術館を出て、下っていく道に、モネの庭の花園が咲いていました。そこに、やや窮屈そうでしたが<睡蓮>の池もありました。モネの<睡蓮>の池から、株分けされた<睡蓮>だそうです。

*地中美術館アクセス道路脇の、<モネの睡蓮>

 その夜は、倉敷。アイビー・スクエアに泊まりました。翌朝、倉敷は、ここだけでいいと思っている大原美術館へ。40年ぶりです。

*40年ぶりの大原美術館です。

 展示されている絵画はあちこちの展覧会に貸し出されて、よく知っている作品が多いのですが、40年ぶりにやって来たのだという感慨がわきます。

 ここにも、モネの<睡蓮>があります。前日、地中美術館で見た<睡蓮>のぼんやりさと違って、シャープな、くっきりした<睡蓮>と思っていたのですが、それを確認しようとしたのですが、ここでもぼんやりなのです。モネ=印象派は、ぼんやりなんです。

*大原美術館の<モネの睡蓮>(ネットの写真)。

 キャンバスの真ん中あたり、池から上がる陽炎というか、陽のゆらめきが、ここでも同じように、ただよっていたのです。

 大原美術館の本館、分館をまわって露地にでると、ここにも、モネの<睡蓮>の池があって、少し<睡蓮>が咲いていました。

*大原美術館露地の<モネの睡蓮>

 そして、大原美術館の隣の<グレコ>で、コーヒーを飲んで、白壁と堀の道を、ホテル<アイビー・スクエア>に戻ります。

 ホテルの中庭にも、ちょっと派手目に<睡蓮>が咲いていました。

*ホテル・アイビー・スクエアの<睡蓮>。実は、岡山県立大学の学生さんのアート作品です。よくみると、ちょっと違う。でもいいのです。<モネの睡蓮>のここに、<睡蓮を作った>女子学生さんの心意気を感じるのです。李さんと、お名前がありましたから留学生かもしれません。

   【おまけ】

*私の町にも、<なんのいわれもありませんが>睡蓮があります。そうだ、モネの庭の池から株分けしてもらったらいい。<街おこし>観光の目玉に なるかもしれません。

*旧庄和町役場そばの公園です(6月4日の散歩のおりに)
*こちらは、同じ場所の<花しょうぶ>。春日部市と合併される前には、<町の花>でしたが、今は、ひっそりと咲いています。


春日部市庄和の人形劇くれよんの公演に笑顔はじける(2009.6.11)

2009-06-11 13:04:43 | Weblog

6月7日日曜日、春日部市庄和地区公民館(正風館)ホールで、人形劇くれよんの公演が開催され、子どもたちの歓声につつまれました。


今日は、とりあえず写真速報です。といっても、ビデオ撮影でお手伝いしていて、写真ほとんど撮れていません。受付・会場係に、くれよん・ジュニアの活躍がありました。