「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

シチューをひっくり返された(・_・;)

2010年07月04日 19時24分12秒 | 介護帳
 
 勤務先のデイサービスに、 昨日から 新しい利用者・ Bさんが入りました。

 要介護度5で、 介護拒否や 暴言・ 暴力のある、 ちょっと難しい人です。

 (うちは 認知症対応型デイサービスなので、

 認知症は 全員の利用者さんがあります。)

 朝 Bさんが施設に到着して 僕が挨拶すると、 Bさんの第一声は、

 「バカ。 お前なんかに世話されたくない。 出て行け」

 でした。 (^^;)

 その日のお昼は シチューにしましたが、

 でき上がって Bさんの前に  「どうぞ」 と持っていったとき、

 シチューのお皿を ばっと手で払われ、 シチューがぶちまけられてしまいました。
(Θo Θ;)

 σ(・_・;)  のズボンや、 新品のシャツ, スリッパにも

 シチューがべっとり。 (- -;)

 今まで 利用者さんに叩かれたり、 あざを作ったことは 何度かありますが、

 外見的な派手さとしては、 このデイサービス始まって

 一番のできごとでした。  (^^;)

 或いは もしかすると、 僕が Bさんの後ろから近づいていって、

 視野の外から お皿が出てきたのが 良くなかったのかもしれません。

 結局 その日の昼食は、

 「食べたくない!」 と言って ほとんど全く 手を付けませんでした。

 初日で 場所にも慣れないでしょうし、

 落ち着かず 不安もあるのだろうと思いますが。

 でも、 Bさんは時折、 急に笑いだすことがあります。

 人の仕種や やり取りなどを見て、

 出し抜けに 顔をくしゃくしゃにし、 「可笑しい」 と言うのです。

 何がおかしいのか 全く不明なのですが、

 それをつかめれば、 意思疎通の糸口に なるのではないでしょうか。

 まだ 分からないことばかりですが、

 少しずつ Bさんの心を理解し、 対応の仕方を 探していければと思います。