「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

デイサービスのパンフ、 使用禁止

2010年03月25日 14時54分57秒 | 介護帳
 
 今のデイサービスの職場では、

 利用者さんに来てもらうため 営業活動もしなければなりません。

 そのためのパンフレットの作成を、 僕が担当していました。

 前任者が作った パンフレットを元に、

 初めて使うパソコンフソトで 苦労しながらの作業でした。

 なお 元のパンフには、

 僕が研修を受けた 別施設 (以下 「O」 とします) の写真が 使用されており、

 それも何枚か使いました。

 また、 新たにイラストも 描き加えました。

 僕は 元々マンガ家でしたが、 もう20年くらい描いていないし、

 マンガは白黒の表現なので、 色を塗る作業は 素人同然です。

 いい画材もなく、 おまけに コピーやスキャンをすると

 色がすっかり変わってしまう というなかで、

 試行錯誤しながら やっとでき上がった次第です。

 本部やOの 許可を得、 Oへ行って 印刷も大量にさせてもらいました。

 (新しい施設では A3の用紙の印刷が できなかったので。)

 地域のケアマネージャーたちに パンフを送付したり、

 簡略なチラシを 近隣にポスティングして回ったり、

 数百部のパンフとチラシを 配布していました。

 ところが、 突如Oから 待ったがかかったのです。

 Oの写真には そこの利用者さんたちも 写っていますが、

 利用者さんから掲載の許可が はっきり得られていないというのです。

 肖像権の問題で、 訴えられた場合のことを 危惧してのことです。

 パンフを作る前、 利用者さんの許可の有無を Oに確認し、

 大丈夫という答だったのですが、 許諾の書面がなく、 前任者とは連絡が取れないと。

 実は Oでは現在、 利用者さんが転倒した しないという件で 訴訟中です。

 そのため 訴訟にナーバスになっているのです。

 それだったら もっと早く 言ってくれればいいのに、 という話なのですが。

 そして急遽、 Oの利用者さんの写真は 使えないということになり、

 またパンフを 作り直さなければならなくなってしまったのでした。

(もう配ってしまった分は 仕方ないということで。)

 そんなこんなで、 要領を得ない仕事をしています。 (・_・;)