「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

医療ミス

2008年10月18日 21時25分47秒 | Weblog
 
 先月、病院で 手首に点滴をするとき 針が神経に触れてしまい、

 激しいしびれが走ったことを 書きました。

 その後も 親指の付け根に しびれがあり、

 撓骨(とうこつ)神経麻痺の可能性を 教えてくれた看護師さんもいました。

 でも幸い、感覚が麻痺したり、手に力が入らなかったり という症状はなく、

 撓骨神経から枝分かれした 細い神経が傷ついたらしいです。

 3ヶ月くらいで治っていくと 言われていますが、

 1ヶ月経った現在、しびれは むしろ広がった感じで、良くはなっていません。

 神経は 1日に1ミリ 伸びるそうなのですが、

 神経が 手首の所で傷つくと、神経が伸びていくにつれて、

 その箇所がだんだん 指のほうへ移動していきます。

 親指の先まで 神経が12センチあるとして、

 傷ついた部分が 指先まで行って 消滅するのに、120日かかるという計算です。

 ただし、しびれは 神経の傷の部分に 起こるわけではなく 複雑で、

 傷以外の部分がしびれたり、傷が治っても しびれは残る場合もあるそうなのです。

 それでも 治ることは治るというのですが、100%ではありません。

 点滴の際の 医療ミスには違いなく、もしも しびれが後遺症として残るとしたら、

 病院に 何とかしてもらわなければならないと 思います。

 このまま治れば、できるだけ 事を荒立てたくはないので、

 今の治療費は 払おうと思っていました。

 ところが、きのう診てくれた 整形外科の先生は 配慮をしてくれ、

 今の診察費と薬代も 病院で負担すると言ってくれました。

 それは ありがたいことで、

 前回支払った分も 領収証を持ってくれば、返金してくれるということです。

 でも とにかく無事に 治っていってほしいものです。

 もし 補償してもらったとしても、後遺症が残るなんて たまりませんから。

 来週、神経内科の部長という人に 診てもらうことになっています。