「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

理解される表現 2 (パワーツール〈4〉) --ランディ・クリーガー氏講演会 (10)

2008年10月13日 21時51分12秒 | ボーダーに関して
 
( http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/56247943.html からの続き)

・共感的承認

 共感…… 相手の痛みを 理解しようとする.

        その人の立場に 身を置いて理解する

 同情…… かわいそう, 残念ねと思うこと

 相手の話の腰を折らず 最後まで聞く. 積極的に傾聴する

 言い争っていることの 底流には何があるのか? 

 相手が何を 言おうとしているのか、 聞きながら理解する

 視線を合わせて頷く. 「つらいのね」 とか 相手の気持ちを反映させる

 受け入れにくい感情も 否定しない. 「つらいなんて思わないで」 はダメ

 負の感情と思考 区別する. 共感を持って 感情だけを認める

 歪んでいる考えと気持ちを 分けて考えると、 気持ちのほうは受け止められる

 「つらい気持ちは 分かるわ」

 見えない気持ちを 受け止める. 一緒になって考えてみる


 BPDの感情は歪んでいるが、 それも持つ権利がある. それ受け止める

 二人の関係性を 大切にする

 BPDの人は 話が飛ぶことも多いが、うまくいったときの例を 持ち出してみる

 BPDの言葉を 自分に向けられたものと捉えない

 それは元々 BPDの心の底流に あるものである

 BPDの人は小さい子供. 自分のニーズに囚われている

 母は良い母か 悪い母か ふたつにひとつ. 原始的防衛

(次の記事に続く)
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする