「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

新風舎 「境界に生きた心子」 在庫が底をつく

2008年10月01日 22時56分13秒 | 新風舎から星和書店へ、新たな歩み
 
 新風舎が倒産したとき、

 「境界に生きた心子」 の新品在庫 200冊を買い取りました。

 それを Amazon の 「e託」 という システムで販売しています。

 Amazon での それまでの売上ペースから考えて、

 1年半くらい持つのではないか という見当でした。

 その間に 再出版の道を探ろうと 思っていました。

 そして 早い段階で 星和書店からの再出版が決まったのは、とても幸いでした。

 ところが、新風舎が倒産した直後から、

 何故か Amazon での売上ペースが 突然倍増したのです。

 新風舎問題で アクセスする人が多いのだろうか と思っていましたが、

 その後も 多少の増減はあるものの ハイペースはずっと続いています。

 正しい理由は 分かりませんが、大変嬉しいことではあります。

 ただそれは、在庫が早くなくなる ということでもあります。

 再出版がされる前に 在庫が切れて、

 拙著が読者の手に 届かない期間を 作りたくありません。

 Amazon で購入しようと思って アクセスした人が、そのときに在庫がないと、

 もう その後も買わないということが 少なくないそうなのです。

 当初の予想の 倍くらいの速さで 在庫は減っていきました。

 星和書店での出版作業が 順調に進むことを 期待していましたが、

 星和書店では、ランディ・クリーガー氏の公演会や 多数の本の同時出版もあり、

 拙著の進行も遅れています。

 Amazon で拙著が売れるのは 勿論ありがたいけれど、

 売れると在庫の寿命が 短くなってしまうという、複雑な気持ちにもなりました。

 そしてとうとう、

 「境界に生きた心子」 の在庫が 20冊ほどになってしまいました。

 自分の分としてある程度 手元に残しておきたいし、

 Amazon の在庫が底をつくのは もう秒読み段階です。

 「境界に生きた心子」 を 販売できない期間が生じるのは、

 確実になってしまいました。

 しかも 思ったより大分長く。

 再出版まで まだ何ヶ月か かかるでしょうから、

 読者の購買意欲が 冷めてしまわないかということが 非常に心配です。

 とにかく 少しでも早く、

 星和書店からの 「境界に生きた心子」 が でき上がることを祈るしかありません。