〔 http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/30657023.html からの転載〕
今年も花見の季節です。
心子と行った、家の近くにある 川沿いの見事な桜並木を 見にいきました。
花曇りのなか、風が吹くと 花吹雪が舞い、幻想的でもありました。
川面に浮かぶ 無数の花片も また風情があるものです。
延々と続く 桜のトンネルのような 素敵な所もあります。
川沿いの道の脇 (川の反対側)に 並ぶ桜たちが、
その枝を 川面へ向かって 大きく延ばして降ろし、
道を歩く人の 頭の上を覆って、
ちょうど 桜の花びらが形作る ドームのようになっているのです。
手を延ばせば 花に届くほど、枝は低く垂れ下がっています。
そんな桜の下、彼女と腕を組んで 花を愛でたことを 思い出しながら歩きました。
このところ 自然に触れる機会が少なかったですが、心が和むひとときでした。
心子との想い出の場所を 回顧しながら歩きました。
彼女と写真を撮った所、焼き鳥とビールを味わった出店、
並んで座ってしゃべったベンチ、甘酒を飲んだ神社……。
毎年 桜の時期に 歩いて回ります。
そして、拙著の中の エピソードにも出てきた、川向こうで爆発を起こした家……。
ところが、この家は取り壊されて 駐車場になってしまいました。
他にも、家屋が壊されて 更地になっていたり、信号の位置が変わっていたり。
想い出の場所も、時の流れと共に 少しずつ変わっていくのでしょう……。
でも 街は変わっていっても、本の中の彼女は いつまでもずっと生きています。
やはり、彼女のことを 書き残すことができて 良かったと思うのでした。
今年も花見の季節です。
心子と行った、家の近くにある 川沿いの見事な桜並木を 見にいきました。
花曇りのなか、風が吹くと 花吹雪が舞い、幻想的でもありました。
川面に浮かぶ 無数の花片も また風情があるものです。
延々と続く 桜のトンネルのような 素敵な所もあります。
川沿いの道の脇 (川の反対側)に 並ぶ桜たちが、
その枝を 川面へ向かって 大きく延ばして降ろし、
道を歩く人の 頭の上を覆って、
ちょうど 桜の花びらが形作る ドームのようになっているのです。
手を延ばせば 花に届くほど、枝は低く垂れ下がっています。
そんな桜の下、彼女と腕を組んで 花を愛でたことを 思い出しながら歩きました。
このところ 自然に触れる機会が少なかったですが、心が和むひとときでした。
心子との想い出の場所を 回顧しながら歩きました。
彼女と写真を撮った所、焼き鳥とビールを味わった出店、
並んで座ってしゃべったベンチ、甘酒を飲んだ神社……。
毎年 桜の時期に 歩いて回ります。
そして、拙著の中の エピソードにも出てきた、川向こうで爆発を起こした家……。
ところが、この家は取り壊されて 駐車場になってしまいました。
他にも、家屋が壊されて 更地になっていたり、信号の位置が変わっていたり。
想い出の場所も、時の流れと共に 少しずつ変わっていくのでしょう……。
でも 街は変わっていっても、本の中の彼女は いつまでもずっと生きています。
やはり、彼女のことを 書き残すことができて 良かったと思うのでした。