人気ブログ小説から生まれた、半分実話という 新感覚映画です。
監督は 「時効警察」 の塚本連平、主演は市原隼人,佐々木蔵之助,麻生久美子。
イタズラに青春をかけている ママチャリ (市原隼人) と、6人の高校生たち。
その町に赴任してきた 駐在さん (佐々木蔵之助)。
彼らの間に、凄まじいイタズラ合戦が 繰り広げられます。
次々とイタズラを考え出す ママチャリたちに対し、
駐在さんは 国家公務員であることも忘れて 反撃する、
日本一 大人げない男なのでした。
塚本監督は、「時効警察」 の 脱力感あふれる演出とは 様変わりし、
バイタリティとスピード感のある コメディに仕上げています。
そして やはり小ネタは満載。
舞台は1980年の栃木で、当時のヒット曲や小道具も 巧みに散りばめられています。
終始 笑わせられ、そして 最後にほろりとさせる エンターテイメントでした。
市原直人は表情豊かで、テンポもよく、コメディも見事に演じています。
試写会では 出演者たちの舞台挨拶。
これはイタズラの映画 ということで、その時もイタズラの連発でした。
まず 司会者の前説により、来場客全員に配られていた 紙のお面を、
合図で一斉に被って、出演者を驚かすというもの。
一緒にやってあげました。σ (^^;)
市原隼人がドラマ撮影のため 間に合わないかも知れない と司会者が言い、
会場から溜め息が漏れると、市原隼人が 作品中のママチャリに乗って 舞台に現れ。
出演者が座る椅子にブーブークラクション という古典的なイタズラのあとは、
市原隼人のマイクに 仕掛けがされていて 甲高い声になってしまったり。
素直に楽しめた ひとときでした。
原作のブログ小説は、アクセスランキング20ヶ月No.1 という記録を更新中で、
今も毎日 書き続けられているそうです。
書き込まれたコメントによって 翌日のストーリーが変わったり、
コメントを付けたユーザーを そのまま登場させたり、
参加型ブログ小説の パイオニアだということです。
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