「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

「ジャンパー」

2008年03月13日 23時35分08秒 | 映画
 
 テレポーテーション。

 瞬間移動 (=ジャンプ) する 超能力を持った青年の話です。

 15才のとき この能力に目覚めたデヴィッドは、

 一晩で世界中の景勝や モニュメントなどを堪能したり、

 “究極の自由” を謳歌していました。

 手にしたものも 一緒に移動できるので、

 銀行の金庫にジャンプして 大金を手に入れたり、放埒なこともしています。

 ところが、実はジャンパーは デヴィッドだけではなく、他にも存在していました。

 そして、ジャンパーを 悪の存在と見なして、

 抹殺を使命とする 「パラディン」 という組織が、彼らを追っていたのです。

 パラディンは、ジャンプを封じて感電させる 特殊な武器を手に、

 ジャンパーを追い詰めます。

 ジャンパーとパラディンの、追いつ追われつの 攻防が繰り広げられます。

 デヴィッドは 恋人ミリーには、この超能力を 明かしていませんでしたが、

 ミリーをも巻き込んでいくのです。

 ジャンパーは その能力が高まるにつれ、

 自分が接している より大きなものを、共に移動させることが できるようになります。

 能力の増大に伴って、アクションシーンは 大掛かりになっていきます。

 渋谷でのカーアクションも 見所です。

 スピーディなVFX、世界の観光地、スリルと葛藤、単純に楽しめる映画でした。

 そしてラストに、デヴィッドの母親の 秘密が明かされます。

 続編ができそうな 新たな作品でした。