「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

四谷の花見

2006年04月17日 20時00分32秒 | 心子、もろもろ
 
 先日は友達と四谷の桜並木を見て歩きました。

 四谷は僕にとって馴染み深い場所です。

 実は心子と最初に出会ったのも四谷でした。

 当時、四谷の上智大学の構内で行なわれていた、「サイコドラマ」というワークショップです。

(「サイコドラマ」については、下記TBの記事参照。)

 「サイコドラマ」に参加する以前から、僕は上智の「生と死を考える会」という、ホスピスや生命に関する会に深く関わっていました。

 ここから人間関係も広がり、とても多くのことを学んだ会です。

 心子も一度だけ、この会のセミナーに僕と一緒に参加したことがありました。

 また、僕が数年間バイトをしていた居酒屋も偶然四谷でした。

 拙著にも書いたエピソードで、心子は親友のミーちゃんと二人で居酒屋に遊びに来たいと言ったことがありました。

 そのときは残念ながら見送ったのですが、そのミーちゃんは実在した人だったのかどうか、今では永遠に分からなくなってしまったのです。