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少し疲れた田舎爺の日常をつづる

試乗会

2008-10-26 | 乗物・全般

 

午前中 富士山が見えた。

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この雲の形状からすると、午後の天気は 期待できないから、おとなしくしていた方が良さそうだ。

裾野市は、御殿場市 の隣に位置する。 最近 アキバの事件で TVを賑わした 某自動車メーカーが、R246 沿いにある。ここで T社系列の 年に一回の 展示会があったから 行ってきた。

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愛知万博 以前に 作られた、燃料電池バス

T社の場合は、 FCHV (Fuel Cell Hybrid Vehicle)と呼ぶ。燃料電池と、ニッケル水素二次電池を使うから ハイブリッドとしているらしい。

H社は、FCX と呼んでいる。燃料電池と、ウルトラキャパシタ(電気二重層コンデンサ)を使う。

二次電池やキャパシタは、燃料電池で 作った エネルギーを貯めておくもの。エネルギーを貯めるときの スピードが異なる。キャパシタの場合は バケツに入れるのと似ているが、二次電池の場合は 電池の中の物質に化学反応を起こさせながらいれる。

 

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バンパー部分に ? 印が・・・ これは 爺の下手な撮り方が問題。 地面の白線や黄色の線が 写ってしまったもの。これでは、せっかくきれいに磨いてもムダになってしまう。

 

せっかく来たから、ハイブリッドカーに 試乗させてもらった。これは ガソリンエンジンと二次電池+直流モーターを使用。

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前輪を、エンジンとモーターで駆動し、必要に応じて 後輪をモーターで駆動できる。モーターの駆動電圧は 650V だそうだから、JR御殿場線の1,500Vに近づいてきた。電圧を上げると同じエネルギーをモーターに与えるとき、電線を細くできるし、電線の熱によるロスや制御回路の負担を少なく出来る。ちなみに、新幹線の場合は 確か25,000Vの交流のはず?で、長い架線によるロスが少なくなったり、パンタグラフからの火花(アーク放電)を 出難く したりしている。

CF-6のような 普通の車の部品でも、一部分だけ 22,000Vが使われてる(ディスチャージライト)が、せいぜい100W以下だから、モーターを回すほどの大電力(100kW~)は要らないので、簡単な昇圧回路で 12Vから電圧を上げて作っている。

大電力の場合は、電池の電圧を 上げておかなければならない。1,000Vの電池から 100kWの電力を取る場合 電線には 100Aが流れる。電池の電圧が100Vしかないと、1000A流さなければならないから電線の太さが膨大になる。電線に0.1Ωの抵抗があれば モーターにかかる電圧は0V、車は動かないのである。電流はほとんどが電線の表面を流れる。

これ 雰囲気だけの試乗だったが…、昨日の 代車 よりは 造りが立派で 走行音が静かなので 良かったような気がした。山岳路でテストする車では なさそうだし、昨日の車なら 4台ぐらい買えちゃうから 比較は無意味…。

ハイブリッドカーは、数年前 もう少し小さいやつに 1回試乗させてもらったことがある。この時は 静かなことに驚いたり、自動で縦列駐車してくれるモードにたまげたりした。

このときの縦列駐車は、目の前のハンドルが勝手に回り、カメラの映像を解析してバックしていくのだが、見事に失敗して 並んでいるポールが のきなみ倒れてしまったから ビックリした・・・。 夢中でブレーキを踏んであげた記憶がある。ブレーキ優先にした設計者も偉いし、これを市販することに決めた上層部は もっと偉い?。多分これはポールの配置に問題があったのだろう・・ 無理な駐車を指定したら 車の方も ’いやだ!’って言えば良いのに・・・。( まぁ 本当は、縦列駐車車庫入れができないやつに 免許証なんかやらない方が まわりのは安全だと思うが・・ )

一時代だけを凌ぐ車のような気もするが、ここまで 普通の自動車のようにした技術は すばらしい。( 昔 木炭バスというのがあったらしいが、普通のバスのようには 走らなかったとか・・、大型船のように 数km先までの進路の状況を先読みして 人手による火力の制御が必要だったらしい。)

 

日中は雨が降ったり止んだりだったが、16:00過ぎ 富士山が また 姿を見せてくれた。

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山中湖の方角は、明るいから 紅葉見物は OK だったと思われる。これなら明日は良い天気だろう。

 


山中湖・紅葉

2008-10-26 | 観光・富士五湖周辺

 

車検の代車で、ちょっとだけ ドライブ。( 満タンにして返したら、4㍑ 入った。ちょっと 乗りすぎ?)

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樅の木(もみのき)に似た、これは イチイの木 。実がなってる。アララギともいう。

アイヌ語では、オンコというらしい。

 

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なにかわからない 金平糖のような 実。  モヤットボール?  ヤマボウシだそうだ。