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少し疲れた田舎爺の日常をつづる

写真の明るさ補正

2008-05-11 | 写真

 

今日は、孫が 二人遊びに来た。

写真を撮ったんだけど、ストロボを使わなかったから、1枚目の写真のように うまくない 写真になった。( KissDX 7.1 1/8 ISO800 EF-S17-55mm F2.8 IS USM 手持ち )

Img_3937_1 Img_3937_e_1

2枚目は、Adobe Photoshop Album mini 3.2 で、’自動スマート補正’を かけた。ボタン一個押すだけだから、誰にでも出来る。単純な明るさ補正 では無い。

Hist_1 補正前

Hist_2 補正後

このプログラムは、無償で インストール されていたもので、便利なので 時々使わせてもらっている。PDFファイルを読む ソフト( Adobe Reader )を、無償インストールするとき、おまけでついてくるから、誰でも 使うことが出来る。

最近発売されたカメラには、コンデジでも カメラ本体に この機能が 内蔵されているのが 多くなった。そんなカメラの場合 補正は カメラがやってくれるから、このソフトは 必要ない。( カメラ内蔵の場合 撮影時 ’白とび’しないように 撮ってくれる。)

現状の 撮像素子( CCDやC-MOS )は、暗い側のデータを、細かく記録できるが、明るい側のデータは、すぐ飽和してしまうらしい。明るい方まで きめ細かい データとして取り込むのが結構難しいらしいから、白が飽和しないように 暗く写しておいて 暗い側のデータを 明るい方にシフトしてやると、眼で見たときの自然な状態に近づくようだ。

黒から飽和するまでの白を如何に きめ細かくデータとして 取り込めるかが、ダイナミックレンジが広いか狭いかということらしい。それなら、シャッターを切るとき、カメラが 明るいデータと暗いデータ 各1枚ずつ撮っておいて 合成してくれれば・・ と思うが、それでは ブレブレ(被写体ブレ )の写真になってしまうかな?いや、レンズの絞りを使わなければ 大丈夫かもしれない。( この記事の約1年後 本当にこれをフラグシップ機に搭載したメーカーがありました。 ビックリですが、このメーカーのデジ一 売れてないです

ところで、デジカメでは ’絞り’ で、撮像素子に入射する光の量を決めるのではなく、電気的に濃度の変化するフィルタや 撮像素子の感度をコントロールして、露出を決めるのが 良いと思うんだが・・・。絞りは 被写界深度 を変えるだけの目的で 使えばよい。撮像素子は 当然もっと高感度にする必要はあるが・・。もっと低いISO感度にする必要もある。NDフィルターで光量を減らすのは、この時代にふさわしくないと 思う。