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少し疲れた田舎爺の日常をつづる

無線レリーズ

2009-02-27 | DIY・PICマイコン

 

前日までの マトメ として、無線レリーズ 第2弾を作った。

Dsc06685_1

 

Dsc06682_1 Dsc06683_1

送信機と、受信機。 ( 受信機は 基板裏に実装した、単3電池3本で動作する。)
ケースは、無し。爺が自分で使うものには 作る時間もったいないから、ケースはいつも無し・・。

Rec_1

これは、受信機の回路。受信機は、電池が無くても 手動で普通のレリーズになります。

Rel_ta3_1

こちらは送信機。送信機は POWER スイッチは要らない、送信時以外は 電力をほとんど消費しないようにしたから… 

CANON EOS KDN、KDX用

PICマイコンで作った 電子回路や そのプログラムは、10数年前から だから、数えると 200 を越えます。
長くやってると 頭の中が PICのアセンブラCで思考するようになります・・・??。
無線の送受信回路のプログラムは たくさんあって チョットの変更をするだけ・・・。
( 初めから 全部プログラムするのは 無謀です。)
今回使用したパーツは 全部 爺の引き出しから 引っ張り出したもの(ゴミ)で 新規に購入したものは無いです。

一連のレリーズに関するエントリーは、カテゴリー ’写真・機材’にまとめてあります。

AM方式 微弱無線送受信 モジュール の自作も チョット難しいけど出来ます。

おやおや・・、明日は 2/28 爺の誕生日。もうこの歳になると 誰にも祝ってもらえないし、ケーキの上に ローソクも 多すぎて載せられない・・・。そうか・・、X10掛ける10 )って書いたローソク 作れば良い・・・。寝たきり婆さんのは、X90 なんてのが良いかな?・・・。

 


無線 レリーズ

2009-02-19 | DIY・PICマイコン

 

先日作ったのは、RCサーボモーターを使った コンデジ用のレリーズ スイッチ

これは、電子式のスイッチに対応した、デジイチ用の リモコンレリーズ 受信回路。無線を使わなくても 良いように スイッチは入れておくことに・・・。

Dsc06574_1

 ・ 受信モジュールの高周波回路は、基板背面に チップ部品で 自作
 ・ 受信モジュール 実装面のトリマー コンデンサは 315MHz の微調整用。
 ・ 回路基板の電源は、電池 3V~4.5V を 5Vに昇圧して 安定化。ICは MCP1253 33X50
 ・ カメラ シャッターの駆動は、フォトカプラで 絶縁。
 ・ 受信信号のデコード及び レリーズの制御は、PIC12F683 に、アセンブラでプログラム。

 

Release_3

315MHz の微弱無線だから せいぜい10m の範囲で使う。

 

これで、広角レンズを使って ヒヨドリを 30cmの距離から どアップ で 写せないかな? もちろん、青い空と 周りの景色も 深い被写界深度で 入れて・・・、 無理?

Dsc06394x_1

こんな感じ。芦ノ湖のアッシー?。(カメラのおまけソフト Photo Studio 5.5 の自動なげなわ機能を使って合成
 元画像は、カミさんが撮った芦ノ湖(DSC-P5) と、風呂場の窓から爺が撮ったヒヨドリ(KDN,70-200+1.4X)。

 

どこのブログを探しても、周囲の景色入りの 鳥のアップ写真は見あたらない。デジスコ や レンズ・パーツを 買い、その高価なパーツをつなぐだけで 撮った写真を見せてもらうのも そろそろ飽きてきちゃった・・・。

 


コンデジのレリーズ

2009-02-06 | DIY・PICマイコン

 

またまた、変なことを始めた。

Img_6874_1

コンデジには レリーズの取り付けられない 機種が多い。

多分これは RCサーボの振動が問題になると思うが、こんな 変なレンズを つけなければ、防犯カメラぐらいなら 使えるかもしれない。

まだ、ここまでしか出来てないんだけど、あとは お得意の PICマイコン で・・・。

Rcserbo_1

PIC12F683 と、ポテンショメータ 2個 で、いけそうです・・。 入力は タクトSW 2個 と、無線受信モジュールにしておけば良いかな?・・・。赤外線センサーにしておいても良い。

Release2_1
  

Dsc06548_1

問題になりそうなポイントは、
① カメラのシャッターが 人の指のやわらかさを考慮して設計されているから、ストロークが微妙なこと・・・。
② 人間の場合、FOCUSの動作で半押しを認識し、シャッター音を耳からフィードバックすることで 操作の完了 を認識してるんだけど、この機能無しで いけるかな・・・?。
 最後に試行錯誤が残りそうな ところのようです。

結果は、こんな風になりました。サーボの回転方向は、メーカーによって違ったりします。
この取り付け構造のメリットは、ネジ二本の調整で、シャッターにピッタリの押し位置に、アクチュエータ(サーボホーン)を合わせられることです。

Img_7096_1

こんな単純なことでも、プロの方々は いろんな工夫をされてて、今のカメラは出来上がっているのですね・・。
この辺の 出来が悪いうるさい人達から、シャッターの操作感 が悪い って、言われてしまう・・・。シャッターの電子音にまで、ケチを付けられるんだから・・・。

 

このカメラとレンズでは、大きく写るんだけど、以下のようにボケた写真しか撮れないです。

Dsc06540_1 Dsc06544_1

DSC-P5, TAMRON A06 28-300mm, NLV25mm   ノートリミング   距離50cmでもピントが合うが 大ボケ・・。

レンズの良し悪しを見る冶具を 作ってしまったようです・・。

 

今日の富士山。

Img_6879_1

 

2008年 以前の カテゴリー ものづくり に関しては、アクセス速度改善のため、別にまとめました。http://meic.blog.ocn.ne.jp/weblog/cat6501261/index.html

 


Milk Crown

2008-11-03 | DIY・PICマイコン

 

今日は、文化の日なのに 天気が良くない。

Img_5919_3_1

Photograph of Mt. FUJI

 

ミルククラウンを撮ってみました・。

I5857e_1

撮り方は、カテゴリ DIY・ミルククラウン撮影に まとめました。

Photograph of Milk-Crown       ?? ???? ??

 

仕掛けは、最終的に このようになりました。 このほかに 5V DC電源・カメラ・レンズ・三脚・(レリーズ)が必要です。

Img_6208_1

Img_6212_1 Img_6210_1 Img_6209_1

センサー部の回路は、

Mc_circuit

上の図で 電源回路は 省略してあります。当然 電源のバイパスコンデンサなども必要です。
スレーブストロボは、市販のレンズ付きフィルム(使い捨てカメラ)を改造して作ったものです。既製の製品を使うなら、ヒカル小町 などでも OKです。

 

PICのプログラムも おまけに付けますが、例によって 質問は受付けられませんので、自己責任で・・・。

アセンブラのソースファイル(参考): 「MILK_CROWN.asm」をダウンロード
PICに書き込むHEXファイル:「MILK_CROWN.HEX」をダウンロード

このファイルは どちらも、マウス右クリック保存してから メモ帳などで 開けば、よいです。IEの場合 左クリックでは、.asm ファイル の日本語が表示できないです。 

このエントリーの関連
  >特殊な撮影         : ミルククラウンを撮る回路について・・ 2008/10/29
  >水滴の落下時間      : ミルクを落とす仕掛けについて・・   2008/10/31
  >ミルククラウンを撮った  : 撮った写真                2008/11/01

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世の中には、もっとすごい クラウン写真があった。これも・・・。 これには たまげた・・・。
2個のしずくの衝突 で出来る クラウンの写真。しかも 1個目は コーヒーで、2個目は ミルク・・・。
衝突させる 仕掛けの説明は無いから、やろうと思ったら 大変なことになる。

説明があった。

BTW, I don't use any sound/photogate triggers for my high speed photography. These are all single images.
Just my camera, a pipette or syringe, good eye/shutter finger coordination and patience, patience, patience.....
(注) BTW : By the way
   sound/photogate trigger : しずくが着水するときの音でトリガーする方法が別にあるのかな?

 仕掛けなし、patience, patience, patience..... だそうで・・・、これは 正に ’神業’ 、恐れ入りました。

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イルミネーション駆動回路

2008-10-17 | DIY・PICマイコン

 

昨日、東京・アニヴェルセル表参道の10周年記念イベントがあり、イルミネーションの点灯式が 加藤ローサさんを招いて 行われた。

Ilumi_1

メインは、このネオンで作られた シャンデリアなのであるが、周辺に たくさんのLEDを配置。

その中に 流れ星 という イルミネーションがある。( どこに 設置されたかは 知らないんだが・・)

7m(70灯)、8m(80灯)、9m(90灯) 3本の LED群を置き、各々約3分間隔で 光が 流れ星 のように 移動する。
3個のポテンショメータは、点灯時間間隔・同時点灯数・移動速度 を設定できるようにした。

 

Dsc05922_1 Dsc05936_1

 ↑ PIC12F683で作った コントローラに、LED 8個分の点灯回路を 数珠つなぎ で並べる。↑ (写真のLEDは テスト用)

前例を知らないから適当に設計したのだが、うまく動いたらしいからよかった。
本当は、もう1本配線を増やせば、明るさが変わり消えていく流れ星が出来たのだが、都合でやめた。
来年1月末まで、点灯してるそうだ。