
6月24日、25日と群馬県出張に行ってきました。これまでも草津温泉には何回も足を運んでいるのですが、すべて日帰り出張での対応でしたので、ようやく念願だった草津温泉へ宿泊することができたという次第です(苦笑)。
宿泊先は草津温泉の湯畑から少し離れている「草津ナウリゾートホテル」です。草津国際スキー場のすぐ近くですので、スキーをやられる方であれば、ご存知の有名なリゾートホテルだと思います。今回は仕事の関係上、「とりあえず一度現地にいらして施設を見てください」ということで招待されて「草津ナウリゾートホテル」に宿泊してきました。
6月後半の平日でしたので、宿泊客の入り込み状況はどうなのかな?と思っておりましたが、案外宿泊されている観光客も多かったので意外でしたね。実はもっと閑散としているのかと思っていましたが、そこそこ宿泊客もいましたし、朝から日帰り入浴の大型バスが何台もひっきりなしに駐車場へ出入りしていましたので、反対に驚いてしまいました(苦笑)。

宿泊させていただいた部屋は本館2階の和洋室。小奇麗な部屋でしたが職業柄、備品のひとつひとつを細かくチェックしてしまうのですが、するとかなり年代が経っていて古いことが判明。とくにユニットバスはさすがに洋式便器にこそ普及型ウォシュレットは装備されていましたが、それ以外は昭和50年代の仕様のままだと思いますね。綺麗に掃除はなされており、目に見えるところは新しく改装されているのですが、いかんせん室内設備自体が老朽化しているので見た目には、最近のビジネスホテルの方がよっぽど綺麗で新しいと思えてしまいました(苦笑)。ううーん、正直、残念。今後のリニューアルに期待しましょう。
部屋に関しては、それこそ夜寝るだけですからある程度は我慢できますが、問題は温泉ですね。草津に来たからには、やはり「草津の湯」を堪能しなければ話になりません。夕食打ち合わせ後にさっそく大浴場へ直行。ここのホテルの温泉は「草津ビッグバス」といって、室内プールにも直結した大浴場が名物。源泉かけ流しの万代鉱源泉(泉温94℃)を利用しているため、いや熱いのなんのって。湯畑のイメージである白濁した草津の湯とは若干違いますが、強烈な酸性泉であるため、入浴した途端に肌がピリピリしてきて、万病に効く感じがします。アルミの一円玉を湯の中に沈めておくと一週間程度で溶けてなくなってしまうという話ですから、これはマジで効きそうなお湯です。

【写真】は日中の露天風呂ですが、夜になるとライトアップされてさらに幻想的な雰囲気になります。外の露天風呂の方が、内湯よりも若干お湯がぬるめなので、熱いのが苦手な人はぜひ露天風呂へどうぞ。温泉成分の影響からか足元の岩肌がぬるぬるしており、とてもすべりやすくなっていましたので注意しましょう。僕は勢いよく露天風呂に入ろうとして足の指を「グキっ」とやってしまい泣きそうになりました(涙)。しかしながら温泉自体はとても気持ちよかったです◎。こちらは大満足でしたねっ!!
ちなみにミニ知識ですが「草津の湯=白濁のにごり湯」だと思っていたアナタ、それは大間違いです。草津には何種類かの源泉がありますが、そのすべてが実は透明な温泉なんですね。白濁してみえるのは湯の中に混ざっている「湯の花」がお湯に溶けて掻き混ぜられた時の状態なんだそうで、お湯そのものは無色透明に近いんですよね。僕も初めて知りました(苦笑)。テレビなどの旅番組でマスコミに取り上げられる草津温泉のイメージが、どうしても「白濁のにごり湯」なので、先入観でそう思ってしまっている人が多いのですが、実際は違うんですね。湯畑のイメージも白濁した印象が強いのですが、それは湧出の勢いで湯の花がきれいに混ざっているからそう見えるのです。いやー勉強になりました。

そうですか、このホテルに宿泊されたことございましたか!!
草津温泉に宿泊される場合、大勢の観光客を受け入れることができる施設は
実は限られていますので、案外この草津ナウリゾートに泊まられたことがある人って
多いんじゃないかと思いますね。
夏のテニスや冬のスキー旅行で利用される方も多いと聞いておりますので。
しかしながら、この部屋レベルで夏の最盛期はひとり2万円以上の価格設定をしているそうですから
やはり夏休みは都会にいて、時期を外して旅行に出掛けた方が良さそうです(苦笑)
じみへんさん、いい所ばっかでいいな~。
それは仕方がないですねえ(苦笑)
但し、最近ではスキー客がかなり減ってきたので団体向けの部屋から、
新たに個人客向けの綺麗な部屋に改装しているホテル・旅館が多くなったので
少しは状況が変わってきているかもしれませんね。