廃盤日記(増補改訂版)

めざせ!日本全国の中古盤店制覇!(by じみへん)

★レコード・コレクターズ2008年7月号 「ビートルズ赤の時代、マウンテン特集」

2008年06月14日 | LESLIE WEST
 
最新刊の雑誌 『レコード・コレクターズ』 2008年7月号を購入。巻頭特集は、ビートルズの初期「赤の時代」ベスト50曲ということで、ビートルズの赤い表紙でしたが、僕が今月号を購入した理由は実はビートルズではなく、第二特集の「マウンテン」が目当てで購入しました(苦笑)!!

そういえば、過去に本誌で「マウンテン特集」が組まれた記憶がないので、たぶんこれだけページ数(全22ページ!)を割いて組まれた本格的な「マウンテン特集」記事としては、今回が同誌初登場だったのではないでしょうか(間違っていたらゴメンナサイ)。

今回、僕がとくに注目したのは、マウンテンとレズリー・ウエストの「オフィシャル・ライブ・ブートレッグ・シリーズ」の特集ページでした。これまでまとまった形で同シリーズについて語られた文章を見たことがなかったので、個人的には待望の検証ページでありました。誌面の関係上、同シリーズ全作について言及されているわけではなく、表面をかじっただけの内容であったのが残念でしたが、それでもこうして一般音楽雑誌に記事として取り上げられただけでも快挙だと思いますね(苦笑)。

但し、音楽ライターの伊藤秀世さんがP.88~89で書かれた記事の中に間違いがあったので訂正しておきましょう。英国ヴォイスプリントから発売されている「オフィシャル・ライブ・ブートレッグ・シリーズ」に関して言及している箇所がございますが、この中に「現在までに、カタログ上では16種が登場している勘定になるが、理由は不明なれど、おそらく“Vol.4”のみ、現物は市場に出回っていないのではないか」と書かれておりましたが、これは事実ではありませんね。なぜならば、僕はこの「オフィシャル・ライブ・ブートレッグ・シリーズ」の“Vol.4”を、実際に購入して所有しているからであります(苦笑)。

たしかに現在、英国ヴォイスプリントのオフィシャル・サイトを検索してみたところ、この“Vol.4”のみなぜかカタログ上からも削除されてしまっておりますが、初回リリース分に関しては確実に発売されておりますので、現在も店頭在庫を探してみればどこかで見つかるのではないでしょうか。僕の記憶では、過去にタワレコやディスクユニオン店頭で現物を見た覚えがありますね。ちなみに僕はHMV通販で購入しましたが(苦笑)。


↓これが問題の「オフィシャル・ライブ・ブートレッグ・シリーズ」の“Vol.4”です。



◎MOUNTAIN 『Official Live Mountain Bootleg Series Vol.4~The Ritz Theater, New York, 17 September 1985』 (VPTMQ013CD)

01. NEVER IN MY LIFE
02. WHY DON'T CHA
03. HARD TIMES
04. THEME FOR AN IMAGINARY WESTERN
05. NANTUCKET SLEIGHRIDE
06. MISSISSIPPI QUEEN
07. YOU REALLY GOT ME
08. ROCK'N'ROLL MUSIC / ROLL OVER BEETHOVEN





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6 コメント

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Unknown (lee)
2008-06-16 23:08:35
ビートルズ目的で購入しました。マウンテンなんて聞いた事もありませんでしたが、本誌のおかげで興味をかきたてられました。SONYが久々に気合を入れているようなので、紙ジャケ購入しようと思います。レココレの、「ロック・アルバム・ベスト100」を探しても一枚も(多分)見当たりませんので正直不安ではありますが。ロック史においてどういう位置付けなんでしょうマウンテンって?しかし、SHM-CDなんてたいして意味の無い付加価値を付けられて価格高騰中の紙ジャケ市場において、SONYはなんて良心的なんでしょう!
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マウンテンに期待 (lonehawk)
2008-06-17 00:37:53
じみへんさん、こんばんは!
今月号のレココレは、ビートルズで釣られてマウンテンを味わうような構成になっているような気がしましたが、気のせいでしょうか(笑)。
ワタシはウッドストックの映像とリマスターされた3作品くらいでしかマウンテンを体験していないので、今回の特集のおかげで月末の紙ジャケが物凄く楽しみになってきましたね。
紙ジャケを浴びるように聴いたその後は、「ライヴ・ブートレッグ・シリーズ」まで手を伸ばすようになるかも(苦笑)。
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leeさん (じみへん)
2008-06-18 08:30:14
どもども、コメントどうもありがとうございました。

ご指摘のとおり、今回のマウンテン紙ジャケ化は相当に力入っているみたいですね。
今まで国内盤ではほとんど見向きもされていなかったので、ようやく動いてくれたか!
といううれしい思いでいっぱいです。
しかも、紙ジャケ8アイテム全買いでメーカー特典のボックスまでもらえるそうですね。
今回はユニオンでまとめ買いオーダしなくて、いや正解でした(苦笑)
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lonehawkさん (じみへん)
2008-06-18 08:34:06
こんにちわ、コメントどうもありがとうございました!!

ええ、僕的には今回の特集は「マウンテン」特集がメインでしたが(苦笑)
マウンテンはレズリー・ウエストの巨漢外見やフェリックス・パパラルディの個性ばかりが
目立ってしまい、肝心の音楽性や演奏本位で語られることが少なかったので
今回のような特集ページで取り上げてもらえただけでも本当に快挙だと思いました。
これをきっかけにして、多くの人にマウンテンの音楽を聴いてもらえたらうれしいですね。
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Unknown (へびG)
2008-06-18 14:07:54
今、なぜマウンテンなんでしょう?
意外と忘れられていたバンドなのかな。。

クリーム解散後、ギタートリオとしては超重量級のバンドとして人気が高かったですし、高校時代はよくコピーバンドの対象にもなってました。

ハードな部分と、メロディアスかつセンチメンタルな部分が共存するバンドって印象でしたね。
フェリックスがクリエイションをプロデュースしLPを出してすぐ、その後の来日公演を見にいきましたが、なんだかフェリックス趣味ばかりが際立ってしまい、クリエイションらしさが無くなったのが残念だった記憶があります。

レスリー・ウェストも当時間違いなく、人気ギタリストの一人だったけど、今の20代前後の人には過去の人ですよね。

レココレの特集を機会にファンが増えるといいですね!
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へびGさん (じみへん)
2008-06-21 19:14:53
今回の特集企画は、完全にマウンテンのリマスター紙ジャケ8タイトル一斉発売、
に合わせての誌面連動特集なんでしょうね。
今なぜマウンテンなのか?の回答は、それ以外ないと思います(苦笑)
しかも今まで何度かチャンスがあったのに、特集企画が見送られてきたということは
マウンテンのことが語れるライター不足だったというのも要因として考えられますね。
もしくは編集部がただ単にマウンテン嫌いだったとか(爆)

どういう経緯であったにせよ、今回こうして誌面特集が組まれたというだけで僕はうれしいですね!!
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