ジョージ・A・ロメロ監督の「ゾンビ三部作」の2作目にして、シリーズ最高傑作と称される金字塔的な代表作、映画 『ゾンビ(原題:DAWN OF THE DEAD)』 が廉価盤DVDでリイシュー発売されました。しかも、今回の再発化では、なんと「ディレクターズカット版」「ダリオ・アルジェント監修版」「米国劇場公開版」の3バージョンが一気に発売!!HMV通販のマルチバイ適用で各DVD税込価格1485円(安い!)での購入でした。入手困難であったプレミア付き旧規格DVDのことを考えると、ほとんどタダみたいな値段ですよ、コレ(苦笑)。
音声こそすべて英語ドルビーデジタルモノラルのままで、米国で発売されたDVDボックスセット 『DAWN OF THE DEAD』 に初めて収録されたデジタルリマスター5.1chサラウンド音声の足元にも及びませんが、なんといっても国内盤仕様の強みは全作に日本語字幕が付いている点です。というか、すでにリマスターDVD化されている海外版DVDと比較した場合、もはや日本語字幕スーパーしかメリットはないと思いますが(苦笑)。すでに内容は熟知している映画だから、例え字幕スーパーがなかったところでストーリーがまったくわからないということはないのではありますが、それでも決めセリフが多いこのゾンビ映画の場合は、やはり字幕付きで観たいのが人情ですからね。このアドヴァンテージは大きいです。
とにかくジョージ・A・ロメロ監督作品の中でも本作が一番強烈で、ストーリー的にもシナリオが一番作り込まれている傑作だと思います。何度観ても飽きの来ないゾンビ映画というのは本作ぐらいではないでしょうか。僕もかれこれ本作は様々なバージョンを含めてですが、20回以上は観ていますからね(苦笑)。よっぽど好きなんでしょうな、この映画 『ゾンビ』 が(爆)!!
今回の廉価版DVDの値段であれば、3バージョンまとめ買いしても5千円しませんので、ボックスセットを買ったつもりで一気にまとめ買いされることをオススメしますね。同じ映画であっても、細かなところでかなりの違いが見つけられる映画でもありますので、比較して観るたびに新しい発見があること請け合いですよ!!
◎DVD/映画 『ゾンビ(ディレクターズカット版)』 (KBIBF-1187)
⇒カンヌ国際映画祭のために監督自ら編集したバージョンを収録!!
※この商品は1999年に発売されたDVD-VIDEOと同一の仕様となります。
最長・最良のディレクターズカット・エディションをリマスタリングDVD化。
ロメロが描いた真の「ゾンビ」物語がここに。
■本編139分+特典映像、カラー、ビスタサイズ、英語ドルビーデジタルモノラル、日本語字幕
◎DVD/映画 『ゾンビ(ダリオ・アルジェント監修版)』 (KBIBF-1125)
⇒ダリオ・アルジェント監督が監修したバージョンを収録!!
※この商品は1999年に発売されたDVD-VIDEOと同一の仕様となります。
世紀末サバイバル・アクション・ホラー。
生き残りを賭けた、生者VS死者の死闘。
■本編119分+特典映像、カラー、4:3スタンダードサイズ、英語ドルビーデジタルモノラル、日本語字幕
◎DVD/映画 『ゾンビ(米国劇場公開版)』 (KBIBF-4666)
⇒1978年に米国で劇場公開されたバージョンを収録!!
※この商品は2004年に発売されたDVD-VIDEOと同一の仕様となります。
元祖「ゾンビ」がデジタルニューマスターで地獄の底からついに復活!
多数のバージョンが存在する中、1978年に米国で劇場公開された127分版。
■本編127分+特典映像、カラー、ビスタサイズ、英語ドルビーデジタルモノラル、日本語字幕
※ゴブリンのオリジナル・サウンドトラック盤です。近年、紙ジャケでも発売されましたね!!
※こんなバージョンのサントラ盤も存在したのですね。知らんかった。
※これは映画 『ゾンビ』 の2007年カレンダーですね。こんなの部屋の中に飾っておく人、いたんでしょうか(笑)
ディレクターズカット版はヤフオクでも常に高値でしたのでこの再発情報は僕にとってお年玉級ですよ~~~、あ~オークションで買わなくて良かった~。(アルジェント版はブックオフで見つけました)
実はロメロの「ゾンビ」は僕の大好きな映画ベスト3なんです、ディレクターズカット版は何回も映画館に足を運びましたよ~。ゾンビ映画はたくさんありますがやっぱりロメロのゾンビが一番です!!!(新年早々エキサイトしちゃいますね)
しかし買いますか??(笑)これ見ると、絶対に夢を見るんですよ。ゾンビを100人組み手のように倒す夢を。(笑)
私は「悪魔の墓場」のゾンビも評価していますよ。「サンゲリア」の泳ぐゾンビには笑いました。(笑)映画ならホラーでも任せて下さい。
いやー嬉しいですね。ゾンビ・マニアが近くにいらっしゃいましたか(苦笑)
普通の人に映画『ゾンビ』の話をしても通じないばかりか、嫌な顔されるのがオチですから。
僕はこのほかに1979年日本公開時のオリジナル全長版(127分)ステレオ音声収録のものと
1994年に全国劇場公開されたダリオ・アルジェント版(119分)のVHSビデオも所有しております。
とくにこのダリオ・アルジェント監修版、当時税別12800円もしたセル・ビデオを購入、
今だから笑える金額ですが、なんとも思い出深いアイテムであります(苦笑)。
ちなみにダリオ・アルジェント監修版ビデオですが、当時発売されたLD未収録の
日本国内製作ビデオプロモ「ゴブリンズ・スペシャル」が完全収録されている点が
唯一のポイントでしょうか。この映像は今回のDVDにも収録されていませんので
かなり貴重な映像であるに違いありませんっ!!
(いやー新年の深夜から熱く語ってしまいました、爆)
たぶん普通の人は3バージョンはおろか、DVD一枚も買わないような気がしますね(苦笑)
ゾンビ映画はジョージ・A・ロメロの成功以降、ありとあらゆる作品が作られましたが、
僕が認めているのは、この『リビング・デッド』4部作と、
サム・ライミ監督の映画『死霊のはらわた』ぐらいでしょうか。
続編はギャグ映画に変質してしまいましたが、この『死霊のはらわた』第一作はかなりの名作だと思います。
2001年にTHXリマスター化され、デジタルサラウンド音声が新たに収録された
DVD2枚組の20周年アニバーサリーセットも購入しました(苦笑)
いつもは音楽スレ、とくにZeppelinブートを楽しみに拝見させて頂いてます。
石井輝男・Dawn of the Dead ときたので、突然の書き込みお許しください。
この映画、私の中では10本の指に入る作品ではないのですが、何回見ても
飽きることなく、関連商品がでると、ついつい買ってしまいます。今回の再発、
安くなっただけで何にも手を加えていないホントにただの再発なことで不満の方も
多々おられるようですが、個人的にはアルジェント版がスタンダードサイズのままで
あったことが大収穫でした。アンカーベイのボックスは遥かに奇麗な画・
音なのですが、ワイドスクリーンに合わせるために(劇場公開時もそうなのかも
しれませんが)、天地を切ってしまっているのは非常に残念です。あるものが
見えないのもイヤですが、見てて非常に窮屈に感じてしまいます。最近、特に
米盤でこういうのが多くて非常に悲しいです(先日買ったデスレース2000年の
輸入盤もそうだった)。みなさんはあまり気にしないんですかね?
「恐怖奇形人間」ですが、英語字幕消すことは可能ですよ。また見る機会が
あったら(ありますか?)、試してみてください。
それでは。本年もブートネタ楽しみにしております。
アンカーベイ・ボックスとの比較話が出てくるとは、
かなりの 『DAWN OF THE DEAD』 マニアとお見受けしました(苦笑)。
僕もこのDVDボックスが欲しくて欲しくてたまらなかったのですが、
いずれ日本語字幕付きの国内盤仕様が出るもんだと勝手に解釈して
いまだに輸入盤を購入しきれないでおります(笑)。
ダリオ・アルジェント監修版の「4:3スタンダードサイズ」のままのリイシューは
好感がもてました。たしかに、無理矢理オリジナルフィルムの画面上下をカットして
ワイドスクリーンに合わせるなど愚の骨頂。
いくらデジタル・リマスター化して高画質収録しても、
オリジナルと違うものに変えてしまっては意味がありません。
5.1chサラウンド化にしても、最近は擬似サラウンド音声が多いので、
意味のないマルチサラウンド化は止めてもらいたいと常々思っておりました。
『恐怖奇形人間』 の英語字幕、それでは今度字幕を消して観てみます。
次に観るのがいつになるかわかりませんが(苦笑)
今後ともどうぞよろしくお願い致します。
「NIGHT OF THE LIVING DEAD」
「NIGHT OF THE LIVING DEAD」コレクターズBOX
「NIGHT OF THE LIVING DEAD」リメイク
「DAWN OF THE DEAD」3バージョン
「DAWN OF THE DEAD」リメイク
「 DAY OF THE DEAD」
「LAND OF THE DEAD」
「DOCUMENT OF THE DEAD」
他に
「THE RETURN OF THE LIVING DEAD(バタリアン)」
「SHAUN OF THE DEAD」
「UNDEAD」(関係無いかな?)
サントラも持っていますが、ゴブリンは「サスペリア2」の方が好きです。
すいません独り言です。
もう一つすいません。
「DIARY OF THE DEAD」の日本公開はどうなったのでしょうか?心配です。
すいません独り言でした。
いやー独り言にしては、中身が濃いコメントですね(笑)。感謝です。
それにしてもジョージ・A・ロメロ及びゾンビ・ファンというのは奥が深い。
コアなファンの方も多くて、あちこちのファンサイトを眺めているだけでも至福の時が過ごせますね。
最近見た中では、コチラのファンサイトがとてもクールでよかったですね。
⇒ http://home.att.ne.jp/sea/syagi/kaz-zombie.htm
ええ、マニアの間では有名な「惑星爆発」の冒頭シーンのことですね。
将来、アンカーベイ・ボックスを越えるゾンビBOXが発売される暁には
オリジナル冒頭シーンまで完全収録した形での発売を祈願します。