goo blog サービス終了のお知らせ 

廃盤日記(増補改訂版)

めざせ!日本全国の中古盤店制覇!(by じみへん)

★ERIC CLAPTON 「THE CREAM OF ERIC CLAPTON」

2007年05月07日 | ERIC CLAPTON
 
ゴールデンウィーク連休中に西新宿の中古盤屋で購入したのがこの旧規格国内盤CD 『THE CREAM OF ERIC CLAPTON』 でした。帯付き美品で中古盤価格1596円でした。あまり安くないね(笑)。

なぜこんな旧規格国内盤CDを今さら購入したのかといいますと、それにはいくつか理由があります。ひとつは、僕が初めて聴いたクラプトンのCDが、実はこの 『THE CREAM OF ERIC CLAPTON』 だったりします。このCDが発売された当時はまだ学生で、近所にあったレンタルCD店(※当時はまだレンタル・レコード店が主流で、レンタルCDは少数派でした!笑)で、試しに借りてきたのがこのクラプトンのベスト盤だったのです。それまでクラプトンの「ク」の字すら知らないで、よくコレを借りてきたなと思いますが(苦笑)、CDの一曲目に入っている「いとしのレイラ」を聴いた瞬間、身体中に電気が走りました。いやー、参りました。一発でクラプトンの虜になりましたね(笑)。

この一曲をきっかけにして、僕のクラプトン追っかけ人生がスタートしたのです。ちなみにレンタルではなく、僕が一番最初に購入したクラプトンのアルバムは、まだ当時発売されたばかりであったLP大のCD4枚組ボックスセット 『Crossroads』 であったことを考えると、なにやらその後の自分のブート人生を占っていたみたいで、ううーむ、コレも運命的な出会いだったのかもしれません(苦笑)。

もうひとつの理由は、このアイテムですが輸入盤と国内盤では収録曲が違っているんですよね。輸入盤仕様のものは今でも簡単に入手することができますが、国内盤のこの旧規格アイテムには 「SUNSHINE OF YOUR LOVE (LIVE)」 「AFTER MIDNIGHT'88 (EXTENDED VERSION)」 「TELL THE TRUTH JAM」 の三曲が、当時は目玉音源でした。

クリームの1968年ウィンターランド公演のライブ音源は今でこそ希少価値は少なくなりましたが、当時はこのCDと国内未発売の4曲入りCD 『AFTER MIDNIGHT (PZ CD8) 』 でしか聴けなかった音源でした。「AFTER MIDNIGHT'88 (EXTENDED VERSION)」は、前出の25周年記念アルバム 『Crossroads』 にも収録された再演曲と同じですが、リード・ギターが後から重ねられたイントロ部分が異なるエクステンディッド・バージョンで、先の4曲入りCDとこれまた国内未発売の12インチ・レコード 『AFTER MIDNIGHT (PZ 8) 』 にしか収録されなかった貴重なバージョンです。最後の「TELL THE TRUTH JAM」ですが、これも1972年にリリースされたベスト盤 『HISTORY OF ERIC CLAPTON』 にしか収録されていなかった別テイク音源でしたので、当時はかなり貴重な音源でした。

こう考えると、今じゃ化石的なアイテムかもしれませんが、僕にとっては思い出のいっぱい詰まっているアイテムですので、当時のままの状態で再び手にすることができたのは嬉しかったですね(苦笑)。みなさんもそれぞれ思い出がたくさん詰まったアルバムってお持ちですよね?


◎ 『THE CREAM OF ERIC CLAPTON』 (POLYDOR, P25P 25096)

01. LAYLA
02. BADGE
03. I FEEL FREE
04. SUNSHINE OF YOUR LOVE (LIVE)
05. CROSSROADS
06. STRANGE BREW
07. WHITE ROOM
08. COCAINE
09. I SHOT THE SHERIFF
10. LAY DOWN SALLY
11. KNOCKIN' ON HEAVEN'S DOOR
12. WONDERFUL TONIGHT
13. LET IT GROW
14. PROMISES
15. AFTER MIDNIGHT'88 (EXTENDED VERSION)
16. TELL THE TRUTH JAM



最新の画像もっと見る

6 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

コメント日が  古い順  |   新しい順
時代背景が伝わりました・・・ (jerry)
2007-05-07 01:33:10
ありますとも! 『Crossroads』は懐かしいですね。
ロニーがジャケデザインした奴ですね。

アレがレコードの棚に並んでいるの良く覚えています。まだLPの残りが売っていた頃ですよ。

レンタルレコード・・・ありましたね~。
当日ドーナツ盤で40円、LPで200円でした。
レコード買う金が無かった頃、ホントありがたかったです。

これで、じみへんさんノスタルジーに浸れるわけですね(笑) 
返信する
jerryさん (じみへん)
2007-05-08 07:25:21
どもども、コメントありがとうございました!!

>ありますとも! 『Crossroads』は懐かしいですね。
>ロニーがジャケデザインした奴ですね。

ええ、そうです。ロニー画伯が描いたジャケットのボックスセットですね。
今では縦長スリムサイズのものが定番化しているようですが、
僕の中ではあれはLP大サイズのものが正しいのです(苦笑)

>レンタルレコード・・・ありましたね~。

レンタルでレコードを借りてカセットテープに録音。
よく考えたらなんともアナログな音楽生活を送っていたことか(苦笑)。

当時は『FMステーション』といった雑誌なども愛読していて、
深夜のラジオ番組をラジカセでエアチェックしていたことも
今となっては懐かしい思い出ですね(笑)
返信する
Crossroads (まみまみ)
2007-05-20 03:24:53
こちらでは、お久しぶりデス(^-^)/

じみへん師匠♪



TKさんが、日記の方でオススメしてらしたのは、「Crossroads 2」の方でしたが、こちらもまた興味深い。



今まで、Clapton好き(10年位前から良いなあと思って)でしたが、

実はアルバムも全て揃えているわけではなく、知らない曲すらもあったりする。

ぼ~っとした、いい加減で不埒なゆるゆるファンです。



去年わたしの友達からブートを貰うまでは、

ブートと云うモノの存在すら知りませんでした。



でも、去年の武道館ライヴに初めて行って以来、

生で聴く感動に震え、

ブート交換するClaptonトモダチ(…と言っても私がいただくばかり、)まで出来てしまいました(=^▽^=)



こうして、じみへんさんや、TKさん達ともネット上で知り合うコトができ、いろいろ教えて頂けて楽しい!シアワセです(^-^)/

これからも宜しくお願いしますねッ♪



ちなみに、

初めて買ったアルバムは、ピルグリム。

それよりももっと、その後買った、デレク&ザ・ドミノスの「リトル・ウイング」を聴いて感動。

…でも、実はモトのジミヘンで聴いた記憶が無いのです(恥の上塗りデスけどねf^_^;)。



…で、質問ナノですが。

まず、こんなアタシがジミヘンを聴くならコレから!

と言うアルバム、オススメの曲も教えて下さい、師匠♪
返信する
まみまみさん (じみへん)
2007-05-20 19:10:11
おお、まみまみさんからのコメントが入るとはめずらしい!!
いやー、なんだかとっても嬉しいですねえ~。
できれば、今後もちょくちょくコチラにも遊びに来てくださいな(苦笑)。

>…で、質問ナノですが。
>まず、こんなアタシがジミヘンを聴くならコレから!
>と言うアルバム、オススメの曲も教えて下さい

ええっと、それではあくまでもジミヘン・ビギナーだと考えて単刀直入にお答えしますね。
ズバリ!最初に聴いて欲しいのは、やはりジミヘンが英国で大きく開花するきっかけにもなった
1stアルバム 『ARE YOU EXPERIENCED』 から聴くのが正しいと思います。それも英国盤仕様の収録曲で。
そして、アルバムの3曲目に入っている「レッドハウス」を聴いて下さい。
この曲はなぜかモノラル録音で収録されておりますが、
この「レッドハウス」にジミヘンのスゴさがすべて詰め込まれ集約されている、
といっても過言ではないと思います。
もし、この演奏を聴いて何も感じないようであれば、ジミヘンは聴かない方がイイと思いますし。

コメントにも書かれておりました「リトルウィング」が入っている
アルバム 『AXIS:BOLD AS LOVE』 も有名ではありますが、
この作品はジミヘンをもう少し聴き込んでから手を出した方が正解だと思います。
同じくオリジナルは2枚組LPだった 『ELECTRIC LADYLAND』 も然りです。
なぜならば、これらのコンセプト・アルバムは非常に難解で、きちんとした知識なしでは
たぶん理解できずにただ聴いただけ、一度聴いてみただけでお蔵入りしてしまう危険性が
極めて高いからです。それならば、最初の入り口としては何の知識もなく聴くことができ、
当時の英国人たちと同じ環境(まだジミヘンの音楽をまともに聴いたことがなかった)で
聴くことができる1stアルバムから入っていく、
というのがステップアップの段階から考えても、正しい道順だと思われるからです。

その当時、アメリカから渡ってきた小汚い黒人ギタリストから受けた英国人と同じ衝撃を
是非味わってみてください。そして「レッドハウス」からジミヘンの魂を感じ取ってみて下さい。
そこからジミヘン・ワールドがきっと始まるはずですよ・・・・。
返信する
ただしくジミヘン (まみまみ)
2007-05-22 18:42:42
じみへんさま。

ウレシイご指導ありがとうございます。
そうですか、どんなんかな。聴いてみるのが楽しみです。
友達も、ジミヘンって聴いたことない・・・と言っていたので、この話してみますね。

さてさて、
パソコンつながったら、ARE YOU EXPERIENCED探してみますね。(←まだなんかいっ!、、、(苦笑))

今月の末には、東京に行きます。木曜日ってBF開いてますよね(苦笑)。
行ってみよう!!遊びに。
楽しみですぅ♪
返信する
まみまみさん (じみへん)
2007-05-22 20:24:51
どもども、ご丁寧にレスコメントまで感謝です。

ジミヘンは最高ですが、正しく理解してもらえるレベルに到達するまでが
意外とたいへんなんですよね。
ミュージシャン以外で女性でジミヘン・ファンだという子、あんまり居ないでしょ(笑)
それだけ奥が深く、マニア度も高いギタリストなのです。実に奥が深い。

木曜日はBFはおろか、西新宿の店はほぼ全店営業中のはずですので、
全部見て廻ってもいいかもです。平日なら空いているから、
ゆっくり見て廻れますよ!!楽しみですね(苦笑)
返信する

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。