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少し前に購入していたマイルス・デイビスのライブDVD 『EUROPEAN TOUR 1967』 をよくやく観ました。たぶんブートレッグではとても有名なライブ映像なのではないかと思いますが、僕自身ほぼ電化マイルス以降の映像しか観たことがなかったので(※一部、コルトレーンと一緒にやっていた頃の映像は観たことあります)、とても新鮮な感じがしましたね。耳タコ音源かと思いきや、やっぱりこうして映像とリンクして観ると、また新たな感動を覚えます。
当たり前なのですが、マイルス・デイビス本人も含めて一緒に演奏しているメンバーが全員、いやー若いこと若いこと(苦笑)。とくに黒縁眼鏡で懸命に鍵盤を弾いているハービー・ハンコックや一心不乱にドラムスを叩きまくるチョビ髭面のトニー・ウィリアムスのまだ幼い風貌には、観ているだけでなんとも微笑ましい気分にさせられましたね(苦笑)。彼らの演奏している動く姿を観られただけでもこのDVDは及第点であります。
HMV通販でバーゲンプライス税込価格2239円というのも、非常にお買い得でしたね。この価格でクインテット期の絶頂ライブが2公演も観られるのですから、もう満足というほかありません。この時期のライブ映像ですので、さすがに画質的にはブートレッグ並みのクオリティではありましたが、たぶんこれが現存する最高画質の映像なのかもしれませんね。前半に比べて、後半のライブは若干さらに画質が落ちますが、それでも十分鑑賞に堪えられる程度ですので問題ありません。とにかくこの値段でこれだけの内容が楽しめるのですから、これでもう高いお金を払って、1967年欧州ツアーのブートDVDを買う必要はありません(笑)!めでたしめでたしです。
◎DVD/MILES DAVIS QUINTET 『EUROPEAN TOUR 1967』 (Impro-Jazz, IJ518)
※Konserthuset, Stockholm, Sweden, October 31, 1967
01. Introduction (0:31)
02. Agitation (6:56)
03. Footprints (9:06)
04. Around Midnight (8:30)
05. Gingerbread Boy into The Theme (8:13)
※Stadhalle, Karlsruhe, Germany, Nonember 7, 1967
06. Agitation (6:42)
07. Footprints (6:03)
08. I Fall in Love too Easily (11:34)
09. Walkin' (9:14)
10. Gingerbread Boy into The Theme (5:50)
Total Time: 75min.
Miles Davis (tp)
Wayne Shorter (ts)
Herbie Hancock (p)
Ron Carter (b)
Tony Williams (ds)
最近の音楽DVD、ハーフ・オフィシャルみたいなメーカーのお陰で、なんか盛り上がっていますね!
ところがです!これに関しては、MEGAVISIONからリマスターされた「STOCKHOLM 1967 ULTIMATE EDITION」のほうが画質いいですね。
さあ、サイバーシーカーズのHPへ!(笑)
そーですか、ブートレッグの方が画質良かったですかー(苦笑)
情報提供どうもありがとうございました。
さあ、サイバーシーカーズのHPへ!(苦笑)
たしかにこのようなハーフオフィシャル物は
値段が安くて誰でも気軽に買える点はイイのですが、
得てしてブートレッグ流出物に負けてしまうことが多々あることが最大の難点ですよね。
まあ、プレス盤であるのが唯一の救いかもしれませんが(笑)。
あ、それからレビューには書きませんでしたが、
画面右上にDVD再生中ずうっと表示されている「IJ」のマークも
意外と目障りで終始気になって仕方ありませんでしたね(苦笑)
最近マイルスのハーフオフィシャルが盛んですよね.良いことです笑.中山さんの「聴け!」が英訳されたらもっとえらいことになりそうですよね.
でも、これでも画質・音質ともに十分だと思いますよ。
オマケに完全版ではないですけど2公演分も入ってますから
コスト・パフォーマンスも大きいですしね。
最近出たハーフオフィシャル物の中でも
かなり良心的なアイテムかと存じ上げます(笑)
中山先生の『マイルスを聴け!』が英訳されたら、
うーむ、なんだか面白いことになりそうですね(苦笑)