
1983年にフジテレビで放映された、松田優作と桃井かおり共演のテレビドラマが、フジテレビ開局50周年記念に合わせて、ようやく初DVD化されました。実はまだ一度観たことがない幻のドラマ作品でしたので、このリリースはとても楽しみでしたっ!!
で、さっそくこの連休の間にじっくりと拝見させていただきましたが、少し古さを感じさせるもののテレビドラマとしては秀逸。先が読める単純なストーリーではあったものの、素直に楽しめましたね。共に文学座出身である主演の松田優作と桃井かおりも、観ているコチラ側が気恥ずかしくなってしまうぐらい、いやー実に若いです(当たり前ですが、苦笑)。
ストーリーとしてはアメリカ映画 『俺たちに明日はない』 の日本版といった感じで、そのまんま題材を日本に置き換えているだけなんですけど、意外と面白かったですね。やはり才能がほとばしっている松田優作の演技、一挙手一投足に目がいってしまいます。やはりこの時代の優作の目つきがイイですね!
また、せんだみつお、ケーシー高峰、熊谷真美、岸部一徳、それにおすぎ&ピーコといった脇役陣ですが、やはり時代を感じさせるものの、なかなかイイ味を出していました。とくに三流カメラマン役のせんだみつおは、どうせすぐに撃たれて殺されてしまうのだろうと思ってましたが、意外やドラマほぼ全編を通しての出演でしたので、正直予想外でした(苦笑)
全3話・約137分(1話45分+予告編)の3夜連続放送のドラマでしたが、一気に観てしまいましたね。アマゾン通販予約で3729円(26%オフ)で購入しました。1DVD、特製スリップケース入りです。
