廃盤日記(増補改訂版)

めざせ!日本全国の中古盤店制覇!(by じみへん)

★CSNY 「Deja Vu LIVE」

2008年07月26日 | NEIL YOUNG
 
2008年1月に行われたサンダンス国際映画祭のフィナーレを飾る作品として、2006年に実施されたCSN&Y再結成コンサート「Freedom Of Speech」のドキュメンタリー映画 『CSNY DEJA VU』 (監督:Bernard Shakey、プロデューサー:L.A. Johnson、製作総指揮:Elliot Rabinowitz/Steve Bing)のサウンドトラック盤が7月22日に発売されましたっ!!

そのうち国内盤リリースもあると思いますが、現時点では輸入盤CDのみのリリースとなりますので、それまで待ちきれなかった僕はとりあえず輸入盤で購入することにしました。HMV通販のマルチバイを利用して税込価格1726円+Wポイントでの購入です。

アメリカ各地では今月末から映画公開、その後、秋の大統領選に合わせてDVDリリースも視野に入れた上でのサントラCD先行発売といった流れのようです。

たしかに収録曲をみると、1970年にリリースされたCSNYの名盤 『Deja Vu』 における当時のベトナム戦争を痛烈に批判した内容、それに2006年にリリースされたNeil Youngの 『Living With War』 のブッシュ政権及びイラク・アフガニスタン戦争への痛烈な批判を含んだ曲が多数含まれているため、前評判どおり強い反戦メッセージをアピールした作品に仕上がっているのは事実ですね。

日本にいると、どうしても「平和ボケ」的な発想しかできなくなってしまいがちですが、例の「911」以降、アメリカ国民は「反戦」に対してかなり真剣な考えや行動をもつ人たちが多くなってきたと思いますので、このような反戦コンサートや反戦映画の製作という動きが出てきたのも、当然の帰結なのかもしれません。ま、ことニール・ヤング氏に関しては現在に始まったことではなく、昔から一貫して云い続けてきた反戦メッセージですので、とくに珍しいことではないのですが。

ただ単純に明るいノー天気な楽しいライブ盤というわけには行きませんが、CSNYの活動の足跡を記す近年の貴重な記録でもありますので、やはりファンとしては聴かずにはいられない好ライブ盤だと断言できます。ああ、早く映画本編である映像版が観てみたいですね!!今後のリリース情報が楽しみです。(あ、そういえば、例のアーカイヴス・プロジェクトの動向はどうなったのでしょうか?まさかまた途中頓挫したわけじゃないでしょうな、苦笑)



◎CSNY 『Deja Vu LIVE』 (REPRISE)

01. What Are Their Names
02. Living With War - Theme
03. After The Garden
04. Military Madness
05. Let's Impeach The President
06. Deja Vu
07. Shock & Awe
08. Families
09. Wooden Ships
10. Looking For A Leader
11. For What It s Worth
12. Living With War
13. Roger And Out
14. Find The Cost Of Freedom
15. Teach Your Children
16. Living With War - Theme





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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (firehills)
2008-07-27 10:59:46
Amazon.comで予約してもちろん入手しました。米国では映画の公開も一部地域で始まったようです。
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firehillsさん (じみへん)
2008-08-03 12:00:22
日本でも映画公開してくれると嬉しいんですけどねえ~。

映画公開が難しいのであれば、せめて国内盤DVDでの販売を検討してもらいたいですね。
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