活字日記

毎日読んだ活字系(雑誌、本、新聞、冊子)を可能な限りレポートします。

【4月17日】

2022-04-17 | 新書

今日も本棚からブルーバックスを漁って、E=mc^2のからくりという本を選んで読んでいます。4年前に買った本です。アインシュタインといえば一般相対性理論の一言につきますが、素人にも解るもっとも有名な数式がE=mc^2です。質量とエネルギーは等価(同じもの)という意味の式です。質量は地球上では重力があるので重さの意味になりますが、宇宙空間では重さがなくなります。質量とは物質の量という意味ですね。質量に光速の2乗をかけたものがエネルギーだというのです。エネルギーとは簡単に言えば熱量です。この式が20世紀初頭に特殊相対性理論でアインシュタインが発表した時、まさに驚愕の式だったそうです。その結果原子爆弾などが生まれたわけです。質量がエネルギーに変わると膨大な(何しろ光速という大きな数字の2乗です)熱量となります。ちなみに広島に落とされた原爆では、たった1gの物質がエネルギーに変わったものです。では何故エネルギーと質量は等しいのかということの解説本です。

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