容疑者Xの献身を読了。冒頭に出てきた殺人事件を湯川准教授と草薙刑事がどう解くか、大学の同期生でお互いに才能を認め合った湯川と石神との友情、石神の靖子に対する愛情は一途に終わるのか、などの伏線を絡めて終局は向かいました。冒頭の「結果」がただの結果ではなかったというのがこの作品を最後まで読ませる力となっています。2005年の作品ですが、ネットとか時流のものを使っていないので、背景の古さを感じさせないですね。今更映画ででも見ようかと思いましたが300円かかります。
「容疑者Xの献身」東野圭吾 文春文庫電子版
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