Fleur de sel 塩の華

フランス ボルドー コニャックも近いラロシェル海辺の家でオーガニック素材 新鮮な海と土地の幸の健康料理ご紹介致します。

ベビー帆立貝三種の献立

2013-05-09 06:19:28 | 魚貝料理 poissons

朝起きたら義妹がまだ暖かいクロワッサンを抱えてパン屋さんから帰ってきました。 日曜でもないのに如何して?我家ではクロワッサンは日曜日の行事なのです。 良く考えてみたら今日は祭日 Armiste 休戦協定日うっかり忘れていました。明日も復活祭の日による移動祭日のAscension キリストの昇天日が今年は偶然重なって 二日連続の祭日です。フランスも5月は本当に祭日が多く長い週末を楽しむ人々の多い寛ぎムードの月です。 私達も午後から外出する予定だったのでお昼はベビー帆立貝を使ってのスピーディに出来る献立にしました。

ベビー帆立貝の茶碗蒸し

このベビー帆立貝此方ではペトンクル Pétoncleと言います。 此処に似た様な貝のヴァネとの写真がありますのでご興味のある方はどうぞ。

普通の茶碗蒸しです。ベビー帆立貝に酒を振っておき コリコリする平茸(pleurotes プリューロット)と写真では見えないけれど茹でたほうれん草が入っています。

私は茶碗蒸しが好きなのである材料を入れて頻繁に作ってしまいます。(笑)

ベビー帆立貝と春キャベツのソテー

 

春先の尖がった可愛らしいキャベツを使いました。さっと茹でてからざく切りのような千切り。 玉葱 大蒜の微塵切りとバターで炒め 塩 胡椒 クミンで味付け。ベビー帆立貝はエシャロット と大蒜の微塵切りとバターでさっと炒め白ワインを掛けまわし塩 胡椒 ディルで味付け火を止めてからパセリの微塵切りをふりかけキャベツの上に汁ごとかけたものです。食べる時にレモン汁を掛けて。本当にあっという間に仕上がります。

キャベツを茹でたのは此方ではキャベツ消化のために茹でてから使うことが多く春キャベツだからそのままとも思ったけれど主人も茹でたほうがお腹に空気がたまらなくてよいと言うので我家でも茹でることが多いです。さっとゆでたものとっても甘くて私はそのままでも美味しいとつまんでみたくなってしまいます。(笑)

ベビー帆立貝と蕪のスープ煮

春の蕪 下湯でしてから鰹節だしに 酒 砂糖 醤油 生姜を加えた中で味を付け 湯がいておいた蕪の葉も入れ最後にベビー帆立貝を入れ葛があったので葛でとろみを付けたもの。主人と義妹の好みのように汁を多くにしました。 (フランス人はやはりソースや汁が多いものが好きなのです。) 食べる時生姜の卸した物も添えて出しました。

枇杷

今日は外出に急いでいたので食後のデサートは簡単に枇杷。 このような枇杷を見たのは最近初めて。フランスの枇杷は此処に写真が載っているけれどキーウイのような茶色っぽい色をしています。そして熟しすぎのグチャット言う感じの物を食べるのであまり好みではないです。この枇杷を見た時日本の枇杷のようで食べてみたいと即購入しました。(とっても安価でしたし)スペイン産のものです。

酸味ほど良くとっても美味しかったです。私は千葉市出身なのだけれど千葉房総の枇杷は有名で幼い時は随分と食べた懐かしい味です。横で主人が美味しいと食べていたので聞いたら好物だとの答え。

でもこのような枇杷食べた事あるの?との質問にマルセイユに住んでいた時代に沢山食べた。マルセイユには沢山あったよ という返事。珍しい物と少しばかり誇らしく思っていたのにがっかりしました。(笑)

 

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