今日は車で南に30分ほど下った海辺の自然の侵されていない鳥類保護地域の沼地地区を義妹と散策しました。晴れたり曇ったりのはっきりしないお天気だったけれどすがすがしく沢山の鳥と植物を観察できてとても楽しい時間を過しました。 帰宅して簡単に出来るお料理と思い 主菜はあっという間に出来て美味しいサーモンのマヨネーズ焼きに決めておきました。
サーモンのマヨネーズ焼き
サーモンは塩 胡 椒 大蒜の摩り下ろし ディル 白ワインとオリーヴオイル小量の中に1時間ほど漬け 時折ひっくり返しながら味を馴染ませておきます。オーブングリルで皮 の方から焼き皮が綺麗に焼けたら引っくり返し上にマヨネーズ(私の自家製のマヨネーズには下記のように大蒜が入っています。)に少しレモンを絞った物を表面に塗りマヨネーズがふんわり綺麗に焼きめが付くまで 中には完全 に火が通らない程度でオーヴンから取り出します。余熱で火が通りでも焼けすぎず美味しく焼きあがります。レモン汁をかけても和風にお醤油をかけても美味し いです。
添えてあるのはやはり野草の Moutarde noir からし菜を日本のお漬物のように(古漬け)仕込んだものです。じゃが芋と蕪のブイヨン煮も作ったのだけれど写真は省略致しました。
ところで私はマヨネーズは全卵で作ります。卵黄のみで作るより軽く仕上がります。前にもご紹介したのだけれど再度書いてみると
*卵 1
*マスタード 大1-2(多いほうがつなぎとなり上手に出来ます。)
*にんにくの摩り下ろしたもの 1片
*胡椒
*向日葵油 1カップ +オリーヴオイル小量香り付けに
塩はマスタードに入っているので私は入れません。
以上全部をハンドミキサーでガット攪拌するだけでとても固いマヨネーズ状のものが出来上がり。冷蔵庫に常備して置くととても便利です。
散歩をしながらいくつか野草を採集。野草でサラダをオードブルに用意しました。
春にだけしか食べられない野草があります。このBryone dioïque (Bryonia dioica) ブリヨンヌ(ブリオニア)もその野草の一つ。日本ではブリオニアと呼ばれているようです。 つる草 その柔らかい穂先を軽く茹でて食べます。 一寸ほろ苦くでも甘くってそして少しぬめりがあるのだけれどつるんというのど越しです。 とっても風情のある野草なのでお皿に籠のように絵を描いて遊んでみました。
昨年食用野草の研修の際に出会い本当に幸せな出会いと思ったほど繊細で美味しい野草です。 上記のマヨネーズに少しヨーグルトを足して酸味を増したソースで。細かく切ったシブレット(細葱)が入っています。
紫色の花はベランダで育てたのですでに咲いているコーリアンダーの花。ソースの上に載っている細長い葉はPlantain lancéolé(プランタン ランセオレ)日本名ではヘラオオバコ
やはり食用野草です。噛み締めると茸の味がほのかにするのですがスープを作ると驚くほど茸の味がします。そしてガリゲット 小粒の苺。
Bryone dioïque (Bryonia dioica)
左は春先右は夏
とっても地味な風景だけれど沼地の代表的な写真と思いご紹介。水面の植物なんだと思います?
水生のrenoncule(ルノンキュル、英語ではナランキュランス)きんぽうげです。水面一杯絨毯のよう。
近寄ってみると一輪一輪本当にはっとおもわせる可憐さなのですよ。
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