Fleur de sel 塩の華

フランス ボルドー コニャックも近いラロシェル海辺の家でオーガニック素材 新鮮な海と土地の幸の健康料理ご紹介致します。

鶏肉と栗のシチュー

2007-10-29 11:16:47 | 肉料理 Viandes
フランス西南地方を旅行中拾ってきた栗とっても小さいのだけれどほっくリ甘味美味しいので鶏の手羽肉と腿肉に野菜を沢山入れてシチューというか煮込み物にしました。


 
鶏肉と栗の煮込みなんて何となく日本風 中華風ですよね。
まあ気取らない 経済的な 地味だけれど 懐かしい味の煮込み料理です。

人参 玉葱 蕪と野菜が沢山入っているのでいるので砂糖を加えていないのに(私は料理をする際お砂糖を加えるのことはめったにありません)優しい野菜の甘味の煮込みとなりました。お醤油 少々加えたので日本のお惣菜風になりました。でも白ワインで煮込んだ物です。

 材量  (4人分)

*鶏手羽 2本 +鶏腿肉 2本 関節で2つに切る
*人参 大 1 輪切り
*玉葱 大 2 8つ切り
*蕪 大 4
*大蒜 2 微塵切り
*生姜 鷹のつめ ローリエ
*白ワイン カップ1
*鶏のブイヨン カップ1
*塩 胡椒
*醤油 好みの量 私は 大 2くらい 隠し味程度にとめるのが好みです。
*栗 皮を剥き塩水から火にかけ煮立ってから4分ほどゆで 渋皮を取ったもの300g

生姜の代わりにタイムを使うともっと洋風になるでしょうね。



 
 作り方

1 鶏肉は塩 胡椒しておきフライパンに油(ひまわりの油使用)を熱して綺麗な焦げ目がでも焦げないようにつくまで両面を焼き皿に取りおき脂を捨てる。
2 少し油(バターを使っても。野菜にこくが出ます)をたし玉葱から炒めしんなりしてきたら人参大蒜を加え更にいためる。
3 野菜と鶏肉を鍋に移しフライパンをブイヨンとしろワインで洗いながらその上に入れる。生姜とローリエ鷹の爪を加え20分ほど煮込む。その後大きめに切った蕪を加え更に10分その後栗を加えて約10分。醤油 塩 胡椒で味を整える。
今日はコンスターチをほんの少しとろみをつけて更に日本風お惣菜のように仕立てました。シブレット(万能葱)の微塵切りを少々散らして。

私の大好きな蕪が本当にとろけるようで美味しい一品です。
ご飯がとてもよく合います。




さてこの写真はなんでしょう?

マロニエの実です。マロニエの木は成長が早く 公害にも割りと強いので フランスの街路樹 に よく使われています。春先の大きな 藤とは反対の 上に向かってぽっかり咲く 赤紫色又は白の大きな房状の花の開花時には豪華に山のように燈した蝋燭のようです。フランス王国 貴族の豪華 気品の高さを象徴していると初めて眼にした瞬間思い 今でもその思いは同じ。
夏の間はその大きなそして密な葉が風にざわめきながら快い木陰を提供。冬にはあっけらかん全て葉が落ちてしまうので 太陽の少ない欧州の冬には明るさを。どこの公園にも沢山植えて在ります。どの地方に行っても。きっと気候温度には柔軟な強い樹なのでしょう。
秋葉の落ち始める頃にはこのマロニエの実がゴロゴロ。

初めてフランスで暮らし始めた時何だかとても大きく艶々立派で美味しそう.食べられるのでは? と 幾つか拾って茹でてみました。もちろん食べられなかったわー。

懐かしい思い出 こんな失敗談はいくつでも在りますね。初心の新鮮な感覚 長く居つくと鈍ってきます。気をつけなければ!!!


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