Fleur de sel 塩の華

フランス ボルドー コニャックも近いラロシェル海辺の家でオーガニック素材 新鮮な海と土地の幸の健康料理ご紹介致します。

牡蠣とほうれん草のパイ

2007-10-11 22:56:21 | 魚貝料理 poissons
あまり食欲が進まないこの頃 水曜日には私の行き付けの牡蠣業者ナターシャのお店が村の教会の脇の広場に出張販売しています。彼女と眼と眼が合った瞬間 あー生牡蛎が食べたーい


ほうれん草と牡蠣のパイ


生牡蛎1ダースのみだと 2人分のオードーブル。
家族の食事 生牡蛎だけのオードブルで終わるわけにはいかないし と考えたら 生牡蛎 食べたい想い 急に失せ 献立変化 と なりました。
買い物にも行く気がなかったので 家にある材料を利用 この牡蠣を使って の今日の料理です。
使用した材料はほんの少しずつ。隣のスタンドで 買った ほうれん草そして死のトランペット(Trompette des morts)と呼ばれる 黒いトランペットのような形をした茸。昔 私のパリに住んでいた時代 フォンテンブローで 友達にとても茸に詳しい人と共に茸狩りによく行きました。その際私が一番に見つけることのできた 茸なのですよ。独特の香ばしさと歯ごたえで大好き。(今私のプログを見直しこの茸の写真 掲載していない事に驚きました。近いうちに載せたいと思います)

茸の季節になりました。この茸 そう高くはないしそして重さの割にはボリュームがあり 買った後 手にして 何となく特になった気分のするもの。(本当は茸狩に行きたいのにね)150g購入して約1ユーロ(160円)。でも3人で充分満足に食べました。娘はあまり食べなかったので私と主人で其の分も。本当に私の好みです。恐ろしい名前なのにね。(笑)

死のトランペット(Trompette des morts)


茸は砂の多い脚の部分は手でつまみ さっと水洗い、ペーパーで水を切ってから熱したフライパンで バター 大蒜 エシャロットと炒めます。かなり水分が出るけれどそれは美味しい物なので塩 胡椒 好みでタイムを加え(牡蠣の汁を加えるとそれ又美味しいです)じっくり煮詰めます。最後にパセリの微塵切り。


このレシピ 使用した材料は確かだけれど 分量はあまり正確ではないです。いつも感覚で料理をするので こんな 分量のレシピ 本当に書いてよいのかしらといつもいつも 思います。本当に大体ですよ。気をつけてくださる用にお願い致します。(爆)

ほうれん草と牡蠣のパイ 2つ分

 材料

 *パイ皮 20cmx20cm の物2
 *ほうれん草 200g(軽くゆで水にさらしてよく水切り)多目です。沢山の野菜の  好 きな我が家風
 *大蒜  エシャロット 各1 微塵切り
 *小麦粉 小 1
 *バター 20g
 *牛乳 10cl
 *生クリーム 5cl
 *塩 こしょう
 *エストラゴン(無ければディルでも)
 *生牡蠣 6 (フランスの3番と言う牡蠣使用。日本のものに比べるとそれはそれ は小さいです)

作り方
 1 殻からはずした生牡蛎は其の汁の中に上に用意したエシャロットをほーんの  ほーんの少し加え白ワインもほーんの少し加え中まで火が通らないように火にかけ ます。網を通して汁と別に。
 
 2 バターを温めエシャロット大蒜を焦がさないように炒めほうれん草を加え小麦 粉を加えてよく馴染んだら牛乳牡蠣の汁を加えてホワイトソースのように。
 
 3 加減を見て生クリームを加え(本当に分量は作っているときの加減なので分量の 保障はできなくて御免なさい。国により素材が異なるとそれ又難しいし。何回も繰 り返すけれど貴方のセンスで)グルイエールチーズを加え香料を加え味付け冷ま  す。

 4 パイシートに半量の具を載せ四面を折り黄身を刷毛で塗って200度の熱しておいたオーブンで焼く15-20分。綺麗に色がつきパイシートが膨らんでくるを待ちます。(オーブンは絶対開かないように。膨れるのを妨げる事が在ります。)

 5 綺麗に焼きあがる直前一端オーブンより卸し牡蠣と其の上にエスカルゴバター 少量のパン粉を振り又オーブンに戻し綺麗な焼き目がついたら即食卓に。レモン汁 を一振り。
 
ほうれん草と山羊のチーズパイ




あまり牡蠣は食べたくないという娘には牡蠣の代わりに山羊のチーズを載せて焼きました。彼女の大好物のパイです。

上記のパイと同じほうれん草のクリーム煮を用意同じくパイ皮に設定同じように焼き最後に山羊のチーズを載せて焼くのです。最後に蜂蜜とタイムを散らばせるのが彼女と言うか我が家の好み は皆様ごご存知かも?

最後にでは1ダースの残りの6つの牡蠣は如何したの?と言うご質問の答えには。


グリーンビシソワーススープ 牡蠣風味


フランスのポロ葱青い部分も沢山。捨ててしまう人々も。私にはできない!!!
白い部分はデリケートなお料理に残し青い葱の部分でビシソワーズスープを作りました。だからスープの色緑色なのです。先のように下ごしらえタ牡蠣。汁はスープの中に。牡蠣は大蒜バターを擦ったトーストの上に。今日のオードブルでした。でも最後の紹介になってしまいましたね。



今日のそしていつものように私のインスピレーションに走った料理です。
繰り返しますが分量加減は貴方のインスピレーションでお願い致します。

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